地雷専門家をアフリカへ派遣
外務省はこの8月に地雷処理の専門家2名を、それぞれ西アフリカ地域(ベナン、セネガル、ギニアビサウ、モーリタニア)、および東アフリカ地域(ケニア、エチオピア、スーダン)に派遣した。これは、外務省がアフリカ外交の重要な柱として位置づけているアフリカ開発会議(TICAD)のフォローアップとして2001年度より実施している「対アフリカ政策研究会議」の一環として派遣されたもの。
本年度の同研究会議では、来年開催されるTICADⅣを見据えて、「対アフリカ政策の新機軸の形成に資する具体的な政策立案を含む研究成果が得られることが必要かつ有益である」との考えのもと、「アフリカにおける対人地雷除去活動の現状及び我が国による今後の支援のあり方」について検討していくことになっている。
(「国際開発ジャーナル」11月号P57に詳細記事)