国際連帯税創設で議員連盟設立[2008.4.16]

ODAの革新的な資金調達メカニズムとなるか

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設立総会で開会の挨拶をする議員ら。
写真左から順に、谷垣禎一氏、広中和歌子氏、津島雄二氏、林芳正氏、犬塚直史氏。

 国際連帯税の創設を唱える議員有志らは2月28日、都内で「国際連帯税創設を求める議員連盟」の設立総会を開き、同連盟を立ち上げた。

 これは、ミレニアム開発目標達成のための資金が政府開発援助(ODA)だけでは著しく不足している現状に鑑み、今年が北海道洞爺湖サミットの開催年およびMDGsの達成プロセス中間年であることを受けて設立されたもの。気候変動や貧困、疫病などのグローバルな問題に対し、立法府として、一党一派に属さない革新的な資金調達のメカニズムを創設することをめざす。

『国際開発ジャーナル』2008年4月号掲載記事