問題解決に挑む手法と姿勢を鍛える
<静岡県立大学>


静岡県立大学 国際関係学部


 静岡県立大学国際関係学部が設立されたのは1987年。全国の国公立大学で初めて創設された「国際関係学部」として知られる。

 学部は、ますますボーダーレス化する国際関係を、政治・経済学と行動学からアプローチする「国際関係学科」(国際政治経済コース/国際行動学コース)と、言語と文化の両面から欧米やアジア、日本国内の地域研究を深める「国際言語文化学科」(英米文化/日本文化/アジア文化/ヨーロッパ文化の各コース)の2学科6コースで編成される。学生たちは徹底した少人数教育の下、マクロとミクロ、グローバルとローカルの多角的視点で国際問題や地域の課題に取り組んでいく手法と姿勢を学んでいく。

 教員陣は国際協力機構(J ICA)や国連などで業務経験を持つ実務家出身者がそろっており、現場で培った知見と専門性をもとに、学生たちをきめ細かく指導。グローバル社会で積極的に行動する人材の育成に尽力している。これも徹底した少人数教育のメリットといえるだろう。

 学生たちの能力を鍛える上で、ゼミと卒業研究が果たす役割は大きい。多彩なフィールドワーク・プログラムが用意されており、学生はそれらを通じて自分の課題と関心領域を見つけることができる。ゼミで研究を深めながら、卒業論文をまとめ上げる過程で、学生は「実践知」を身に付けていくのだ。


『国際協力キャリアガイド2017-18』掲載

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