国際大学大学院 国際関係学研究科

 
 
大学院情報
8割以上が海外出身、文化のるつぼで世界を学ぶ
英語での議論や発表を通し、世界で活躍できる語学力も
全寮制コミュニティーを生かし、課外にも広がる交流
 

取得可能な学位:修士(国際関係学、国際開発学、経済学、公共経営学、日本型開発学)、博士(経済学、公共経営学、国際関係学)

定員:125人(修士)5人(博士)

学費:修士220万円、博士135万円

奨学金:あり

〒949-7277 新潟県南魚沼市国際町777 

Tel:025-779-1105

 

 ここがポイント 

国際協力を体系的に学ぶ

 国際大学(IUJ)は1982年、学部を持たない大学院大学として設立された。国際社会を牽引し、グローバルな課題の実践的解決に貢献できる人材の育成を目指すという理念を踏まえ、開学当初から授業は全て英語で行われている。一つの分野にとらわれない、学際的な知識の習得を目標としている本校では、教授陣も国際研究と地域研究を統合的に行うことを重視しており、世界各国で国際関係・公共政策や開発協力などの分野を学んだ多彩な教授陣がそろっている。通常の修士・博士に加えてMBAなど、幅広い学位プログラムも魅力の一つだ。全学生約360人のうち、8割以上を占める海外からの留学生の存在が、本校最大の特徴だ。私費留学生に加えて、国際協力機構(JICA)や国際通貨基金(IMF)などに派遣された各国の若手官僚など、国際社会の未来を担う人材が集まっている。全寮制という環境もあって、教室内外の交流を通してさまざまな国や文化に触れ、視野を広げると同時に、世界との人脈作りにもつながっている。交換留学プログラムやインターンシップなども豊富に準備されており、入学時からキャリア支援も行うなど、学生に対するバックアップ活動も万全だ。

在学生に聞きました
 

 
 
 
 

平林 春香さん

国際関係学研究科 国際関係学プログラム 2年

 
 
 
 

多くの文化に触れ議論の力を身につける

  私は国際協力関連の仕事を目指しているので修士号が必要と考え、海外の大学も検討した上で、この大学の環境と英語教育に魅力を感じて入学しました。この大学にある授業科目自体は、他大学にもあるかもしれません。でも、いろんな国の出身者が集まっていて、皆自国や周辺国についての知識があるので、各国の視点や情報を聞けるのは貴重な経験です。入学して一年目は多くの資料の読み込みや宿題が多く、各クラスのプレゼンも英語でこなさなければならなかったので大変でしたが、いい訓練になったと思います。自分で意見を言う度胸も身につきましたし、英語が完璧でなくてもコミュニケーションできるということを実感しました。この点では、途上国に限らず、海外で働こうと思っている人には役立つと思います。入学前は教育分野の仕事を目指していましたが、今はより広く国際協力を考えるようになりました。この学校での経験を生かし、社会起業家を目指しています。

教授陣の声
 

 
 
 

熊谷 奈緒子先生

国際関係学研究科 准教授

 
 
 
 

全員が“少数派”の場で議論を課題解決の力に

 この大学には世界各地から学生が集まり、文化的に非常に豊かな多様性のある社会が生まれています。クラスや課外活動、寮生活など、日常のさまざまな場面で国籍を超えて協力し、問題解決のために力を合わせることが、国際理解と協調性の向上につながっています。世界から集まったクラスメートを通じ、国内にいながら現地の生の情報を聞くことができる環境も貴重です。世界や日本国内の課題を自らの手で解決したいという意識があれば、実現の後押しをできるのが本校の魅力です。

『国際協力キャリアガイド2018-19』掲載
2017年のキャリアガイド『国際大学大学院』はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました