麗澤大学 外国語学部 外国語学科 国際交流・国際協力専攻

大学院情報
グローバル社会で通用する語学力と、国際協力・交流・観光の現場で役立つ力を培う
教員と学生が積極的にやりとりする課題解決型のアクティブ・ラーニングを採用
道徳科学「モラロジー」に基づく知徳一体の教育で、人類の平和に寄与する人材を育成
取得可能な学位:学士(文学、経済、経営)

定員:外国語学部300人、経済学部300人

学費:145万円(初年度:入学金、授業料、施設費、諸会費含む)。経済学部は別途「学生会費」として年額2,000円が必要。

開講形態:セメスター制

奨学金:あり

住所:〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1 Tel:04-7173-3500

 

 ここがポイント 

学生のチャレンジを応援

本専攻の特徴は、教員も含め授業に参加する全員が積極的にやりとりする課題解決型の「アクティブ・ラーニング」が多いことだ。貧困や途上国開発などグローバルな課題をテーマに情報を収集した上で、学生が自ら体験型研修を企画し、「自主企画ゼミ」として実行に移すことも多い。こうしたプロジェクトの企画・実施に際し、学生は自ら指導教員を選び、大学側から資金的な援助も受けられる。近年は同ゼミナールで途上国を訪れた学生たちが、卒業後すぐに青年海外協力隊に参加するケースが続いている。これらの他に同大学を特徴づけるのは、創立者・廣池千九郎が提唱した「モラロジー(道徳科学)」に基づく知徳一体の教育だ。モラロジーを通して学生の心に仁愛の精神を培い、その上で科学、技術、知識を身につけて社会の発展と人類の平和の実現に寄与できる人物の育成を、建学の精神としてうたっている。 本専攻では昨年度から観光系カリキュラムを拡充。就職先としてこれまで多かった商社や金融、教育関係に加え、観光分野も増えてきた。学生の8人に1人が留学生で、国際交流が盛んな同大学は、18の国・地域にある51大学と提携し、学生の海外留学を後押ししている。

在学生に聞きました

小川 龍星さん

外国語学部 外国語学科 国際交流・国際協力専攻 3年

 

自主企画ゼミナールで現場へ 将来は団体立ち上げも

この大学には、学生がやりたいことを自分たちで企画し、その活動が単位として認められる「自主企画ゼミ」があります。私は先輩たちが自主企画ゼミの一環として立ち上げた「Presentlove to all students (Plas+)」という団体に所属し、カンボジアとフィリピンで活動しています。カンボジアでは調査活動で浮かび上がった課題を解決するため、現地の小学校で交通安全の出前授業や運動会などをやっています。去年はクラウドファンディングや協賛企業から資金を集め、一般市民のバイクが入り放題だった小学校の校庭に塀を作りました。フィリピンでの活動は、自分が興味を持っていた食品ロスについて、去年から調査を始めました。こうしたプロジェクトを企画するときは、授業で学んだプロジェクト・サイクル・マネジメントなどの手法が役立っています。将来は自分で団体を立ち上げ、フィリピンで食品ロス対策や貧困問題に取り組みたいと思っています。

教授陣の声

松島 正明先生

外国語学部 外国語学科 国際交流・国際協力専攻 教授

 

自主性を身に付け世界に飛び立て

私の授業では、持続可能な開発目標(SDGs)に関するさまざまな課題や各地域の概説、国際協力プロジェクトの具体例を紹介しています。「国際協力上級演習」では青年海外協力隊の訓練所に体験入所し、国際ボランティアに対する理解を深めます。本学には将来グローバルな視野を持って仕事をしたいと考える学生が集まっていますね。私たち教員は国際協力に必要な情報を彼らに提供し、学生のやる気と自ら企画・実行する力を引き出すことに力を入れる立場です。

『国際協力キャリアガイド2018-19』掲載
2017年のキャリアガイド『麗澤大学』はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました