一般財団法人 国際開発機構(FASID)

JICA のエチオピア「産業振興プロジェクト」現地でのザンビアでネリカ米の指導をする青年海外協力隊員 調査

企業情報
 
設立:1990年
本社:東京都港区
事業分野:国際開発に関するコンサルティング事業・調査、評価調査、評価手法研究など
     人材育成に関する研修・セミナー実施、研究顕彰、奨学金など
住所:〒106-0041 東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル6階
代表者:理事長 杉下恒夫
Tel:03-6809-1995(管理部)
HP:https://www.fasid.or.jp/
 

 
JICAプロジェクトや民間企業との連携事業
 国際開発機構(FASID)は経済団体連合会(現・日本経済団体連合会)の支援のもと1990年「国際開発高等教育機構」として発足。2012年に現在の法人名となった。開発援助に関するコンサルティング事業と高度な知識を備えた人材の育成を実施する。
 コンサルティング事業としてエチオピアで国際協力機構(JICA)の産業振興プロジェクトに取り組み、革製品
やコーヒー産業のブランドの立ち上げやプロモーションを支援。また保健分野ではタンザニアやリベリアの保健サー
ビス強化に取り組むほか、グアテマラの母子保健の改善に協力するなど、経済成長と人々の生活の両面への貢献を目指す。
 最近では民間企業との連携事業にも力を入れ、ベトナムの畜産分野やエチオピアの製造業など途上国進出を検討する企業の支援を行っている。 またODA事業の効果を検証する評価調査には実績があり、これを活かしてビジネス
がもたらす社会的インパクトの評価の仕組みづくりなども、企業と協働で行う。
国際開発分野の人材向上を目指して
 人材育成事業としては、開発協力事業の管理運営手法であるPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)のほか、社会調査手法や経済性分析など、実践の場で必須となる手法の研修を実施する。ランチタイムに公開で行われるブラウン・バッグ・ランチ(BBL)セミナーは、国際開発分野の最新の話題を取り上げこれまでに235回実施。さらに開発課題の解決に優れた指針を示した書籍を顕彰する「国際開発研究 大来賞」や博士号取得のためのFASID奨学金の授与など、国際開発分野における人材全体の向上を目指して事業を展開する。

『国際協力キャリアガイド2019-2020』掲載

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