欧州復興開発銀行(EBRD: European Bank for Reconstruction and Development)

企業情報
設立:1991年
資本金:17,891百万ユーロ(2021年末現在)
職員数:約3,000名 うち日本人26名(2022年4月15日現在)
本部:英国ロンドン
海外拠点:中東欧、中央アジア、中東、北アフリカの支援対象約40か国・地域の主要都市、東京(2022年4月15日現在)
事業分野:開発援助(民間部門、公的部門への融資、出資、保証、技術協力、政策対話)
募集職種:銀行、政策・パートナーシップ、財務、リスク・コンプライアンス、総務
募集人数:随時募集(EBRD Jobと Indeedに掲載)
住所:東京事務所
100-0001 東京都千代田区内幸町2-2-2富国生命ビル23階
TEL: 03-6205-7061
Email: EBRDTokyo@ebrd.com
Facebook: https://www.facebook.com/EBRDTokyo/
本部(HR and recruitment)
One Exchange Square London EC2A 2JN United Kingdom
Tel: +44 20 7338 6000
Email: hr@ebrd.com
EBRD website: https://www.ebrd.com/home
Indeed 掲載EBRD紹介: https://www.indeed.com/cmp/European-Bank-For-Reconstruction-and-Development/about?previewLocale=en_GB
EBRD Job: https://jobs.ebrd.com/search
Indeed: https://jp.indeed.com/cmp/European-Bank-For-Reconstruction-and-Development?from=vjcmpinfo&tk=1g3avtvk62ivu000&fromjk=d6fd30ed3c5fdfd1&attributionid=vjcmpinfo

市場経済への移行を支援する国際開発金融機関

EBRDは、中東欧、中央アジア、中東、北アフリカにある国・地域の市場経済への移行(トランジション)と民間セクター育成のため、開発援助を行う国際開発金融機関です。弊行は、製造・サービス、エネルギー、運輸、地方環境インフラ、アグリビジネス、情報通信、金融、不動産・観光、中小企業等の様々なセクターを、融資、出資、保証、技術協力、政策対話等により支援しております。近年は、グリーン経済移行、ジェンダー平等、デジタル化、資本市場育成等の分野にも注力しており、年間投融資額に占めるグリーンファイナンス(環境への恩恵をもたらすファイナンス)の割合を50%超まで高めることを目標として取り組んでおります。

日本人の高い能力と熱意で支援国のトランジションを

日本は、弊行の設立当初から加盟国であり、米国(約10%)に次ぎ、主要西欧諸国に並ぶ第二位の出資率(約9%)を有する株主です。しかしながら、弊行における日本人職員の割合は、出資率に見合う程多くはないのが現状です。弊行は、職員として活躍できる有望な日本人の方々を探しております。国際経験豊かな方、様々なセクターで活躍しておられる専門的知識をお持ちの方、国際貢献したいとの熱意をお持ちの方、若い方からミッドキャリアの方まで、ご応募をお持ちしております。特に、弊行はジェンダー平等を推進する観点から、女性職員の活躍が非常に目覚ましい職場です。女性の方々からの応募を心より歓迎いたします。皆さんの高い能力と熱意で、支援国のトランジションに貢献しませんか!

 

●社員の声
プライベートエクイティチーム(セルビア・ベオグラード事務所在勤)プリンシパル 吉田佳世さん

私のキャリアパス
タフツ大学 数学科卒業

JPモルガン証券(東京)に勤務

INSEAD MBA修了

Jacana Partners(ガーナ)に勤務

2014年 IPPプログラムを通じてEBRDに入行私は2014年にEBRDに入行しました。

当初は数年働いて国際機関での経験を積めればいいなという思いだったのですが、それが8年経った今も続けられているのは、チームや職務内容に恵まれてきたこと、そして数年ごとに新しいチャレンジを与えてくれる職場環境に起因していると思います。入行直後の2年間はヤングプロフェッショナルプログラム(IPP)を通じ半年ごとに製造業や金融の投融資チーム、エコノミスト部門、タジキスタン事務所と様々なチームを経験することで、EBRDの多岐にわたる業務に対する理解を深め社内ネットワークを築く事ができました。
その後5年間はロンドン本部のエクイティチームに所属し、様々な国や業界への投資案件を担当することで更に経験を積んできました。そして今年の1月には西バルカン地域全体のエクイティ案件責任者としてセルビア事務所に赴任し、新しい生活環境や職務内容を楽しみながらベオグラードでの日々を送っています。西バルカンは日本から見ると過去の紛争のイメージが強いかもしれませんが、実際はとても安全で、豊かな自然や東欧を彷彿とさせる街並みが多く、食事もワインも美味しいとても住みやすい地域です。
一方で比較的小さい地域が更に複数の国に分かれているため、法制度や規制環境などが複雑で地域全体をターゲットとしたビジネス展開が難しく、大きなプロジェクトが生まれにくいのが投資家としては難点です。地域特化した国際金融機関であるEBRDとしては、現地事務所の規模の大きさ(ベオグラード事務所だけで50人強のスタッフがいます)や各国政府との繋がりを活かし、投資環境の改善を推進し海外投資家との共同投資を行うのが大切な役割の一つです。
現地事務所に赴任してからは、世界情勢や各国のビジネス環境に対するEBRDとしての意見を求められる事や、検討中の案件に関しその場で物事を判断する機会が多くなりました。その様な様々な場面で、組織としての公式見解と整合性を保ちつつ、個人的な経験や知識に基づき意見をシェアしたり判断を下せるよう、日頃から同僚たちや関係者と情報交換を怠らず自分の引き出しを増やすよう努めています。意見や判断を求められる事はプレッシャーである反面、今までの業務で経験してきた様々な学びを活かす絶好の機会だと捉えています。

 

EBRDは民間セクターへの投融資がコア業務であるが故、民間企業での経験を活かしやすい国際機関ですので、民間から国際機関へのキャリアチェンジを考えてらっしゃる方々には格好の環境です。様々なバックグラウンドから集う顧客や同僚達と言語や文化の壁を乗り越え、力を合わせ業務に携われるこの唯一無二の環境で、今後より多くの日本人の皆さんに活躍して頂ければと思います。

(本内容は、取材当時の情報です)

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