『マリ・クレール』編集長 生駒芳子さん インタビュー

ファッション誌で“エコ・リュクス”なライフスタイルを提案

『マリ・クレール』編集長 生駒 芳子さん Ikoma Yoshiko

『マリ・クレール』編集長。兵庫県宝塚市出身。東京外国語大学フランス語学科卒。
大学時代にはカメラのサークルに所属。卒業後は旅行雑誌に就職。
その後フリーとなり、ファッション誌や新聞などでファッションやアートに関する記事を執筆。
その後、『ヴォーグ』、『エル』の編集部を経て現職。

女性が地球の未来をつくる

『マリ・クレール』という雑誌は、世界27カ国で出版されているのですが、どのエディションでも社会問題を扱っています。それは、本国フランスの『マリ・クレール』の精神でもあるのです。ところが日本では、ファッション誌で社会問題を扱うことは敬遠されがちでした。でも私は、時代は変わってきているし日本でも本国のような誌面づくりをしたいと思い、“ファッション誌”に“社会問題”というエッセンスを加えることにしました。

そして去年1年間、誌面で展開したのが「プラネット・キャンペーン」。これは、環境問題をはじめ、私たち一人ひとりが地球的規模で考え行動する時代になったことを伝えたいという気持ちで始めたものです。

「ラグジュアリー・ライフを楽しみたい、しかしエコも大切」と考えている女性に、「エコとリュクス(=贅沢)のバランスをとるライフスタイルこそラグジュアリー・ライフ」だと訴えてきました。そして、地球の未来のために『マリ・クレール』ができることは何かを考え、私たち自身も2つのアクションを起こしています。

続きは『国際開発ジャーナル』2008年1月号に掲載!

2008.1.5

Follow me!

PAGE TOP