㈱地球システム科学

 

・企業情報 

設立:1991年
資本金:4,000万円
従業員:58人
本社:東京都新宿区
海外拠点:ボリビア、スーダン
事業分野:民間セクター、防災、水と衛生、貧困削減、平和構築、経済基礎開発
 
水資源・防災・開発三つの専門で技術を生かす

地球システム科学は1991年の設立以来、国内で知見を培ってきたが、現在は政府開発援助などの海外案件が主力事業だ。地域水道の開発から水資源管理計画まで取り扱う「水資源事業部」、行政の能力強化からコミュニティー作りまで、災害に強い社会づくりを支える「防災事業部」、国内案件に加えて国内中小企業の技術を生かして途上国の課題解決を目指す「開発事業部」の3事業部体制で、国内・海外の未来に取り組んでいる。

 

・求める人物像 

募集職種:コンサルタント
募集人数:若干名
 
自ら役割を見きわめ提案できる力を

プロジェクトの現場では、無理な発注内容や技術面の食い違いなど、進行に支障をきたす出来事はしばしばあります。そんなときに、言われたことを粛々と遂行するだけでなく、自ら意見や提案を出し、それによってプロジェクトをまとめ上げる勇気やリーダーシップを発揮できる人が、現場で輝く人です。

 
 

社長から一言! 代表取締役社長 板越 優克氏

 
わが社のビジョン
業務には誠意を持ち挑戦の気持ちも忘れない

当社は「誠意と挑戦」を社訓に掲げ、当社ならではの独自性のある高い技術を生かして、国内・海外の課題解決に取り組んでいます。自らの情熱を仕事に反映し、主体的に提案・行動するのが社のあり方です。

国際協力業界を目指す人へ
海外での仕事が〝やりたい〟と言えるか

語学はもちろん大切ですが、海外が好きと言えるか、これがやりたいという気持ちを持ち続けられるかどうかが、この業界で働くに当たっては重要です。壁にぶつかってもめげずに前に進んでください。

 

社員インタビュー 防災事業部 技師 佐々木 央さん
 

 
 

 キャリアパス 

・大学で土木を専攻工学部視点の地域防災
 ↓
・ターニングポイント 
就活中に同社を知る 防災の仕事と海外業務「楽しそう」と感じて入社を決める
 ↓
・2年間、国内事業で現場知識を身に付ける
 ↓
・海外事業担当に多くの国を飛び回る
 
 

ベトナム国 中部地域災害に強い社会づくりプロジェクトフェーズ2

・台風の通り道、中部ベトナムの風水害対策
・自治体には洪水管理の技術と知見を提供
・地元の人々と共に避難計画、河岸侵食対策も
 

  大学時代に学んでいたのは、工学的、科学的な根拠に基づいたリスク評価を行ったうえで実践する地域住民への啓発活動を含めたコミュニティー防災でした。地域防災は、牽引力を持ったリーダー役がいないと盛んになりにくいことなどを踏まえ、人の心と技術を両輪で考えるアプローチです。 就活当初は特に海外で働こうと考えてはいませんでした。そんな私に、指導教授が「面白い仕事をやっている会社があるぞ」と紹介してくれたのが当社です。自分の専門だった防災分野の仕事ができることに加え、日本では見られないものが見られるのは楽しそうだと、入社を決めました。最初の2年ほどは国内で実務の基本を身につけ、それから海外業務に配属されました。
 これまでアジアや中米の国々の案件を担当しましたが、印象に残っているのはベトナム中部での洪水対策です。浸水が人々の生活を危険にさらす一方で、洪水が肥沃な土をもたらすという考え方もあります。自然の川を大切にしつつ、安全に避難できるようにするという課題は、難しいけれど悩みがいがありました。この仕事はとても充実しています。もっと高い技術とコミュニケーション能力を身に付け、信頼される専門家を目指していきます。


住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-23-1 新宿マルネビル7階
TEL:03-3357-1761
Mail:info@ess-jpn.co.jp
HP:http://www.ess-jpn.co.jp

 

『国際協力キャリアガイド2018-2019』掲載
『国際協力キャリアガイド2019―2020』はこちら
『国際協力キャリアガイド2017―2018』はこちら

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