「二松学舎大学 国際政治経済学部」英語特別プログラムや留学制度で 国際社会で活躍する力をつける

千鳥ヶ淵にも近い九段キャンパス
 
国際社会で活躍するための、充実の支援体制
二松学舎大学は、漢学者の三島中洲によって明治10 年に創設された。文学部と国際政治経済学部からなり、社会に有用な人物を送り出すという建学の精神に基づき人材育成に取り組んでいる。大学生としての基本的な教養や社会人としての基礎力を身に付けるための「二松学舎共通科目」をはじめとして、同学の第3代舎長であった渋沢栄一が『論語と算盤』で指摘したような、ビジネス上でも欠かせない道徳心を基に各分野で活躍する人材を養成する制度が整っている。
国際政治経済学科および国際経営学科からなる国際政治経済学部では、政治・経済・法律・文化などの国際政治経済事象を融合した教育研究や、企業経営を巡る諸領域についての教育研究が行われている。
同学部には選抜制の英語特別プログラムがあり、12 科目からなる授業は全て英語で行われる。将来の仕事や勉学で必要とされる高度な英語力を習得し、専攻の学びを深めることが可能だ。英語圏留学だけでなく、ビジネスシーンや国際社会で活躍するための能力が得られる。さらに4年次には専門に特化した内容を英語で学ぶ力も身につけられる。同学部の西川雅子教授は「決して楽ではありませんが、皆さんがこのプログラムに挑戦し、自らを鍛えて英語を意欲的かつ効果的に学び、広い視野からの分析力・洞察力を得て、将来日本や国際社会で活躍できるよう全力でサポートします」と話している。
 
修士課程では、専門的職業人を多数輩出
国際交流が盛んであることも同学の特長だ。留学、外国語学習、留学生、国際交流に関する業務を担う国際交流センターでは様々な行事が行われており、留学したい、外国語能力をあげたい、留学生と知り合いたい、国際交流に関す
るボランティア活動をしてみたい学生にはうってつけだ。英語のネイティブによる英会話レッスン、中国語のネイティブ講師による中国語会話レッスンなどの課外講座も行われている。渡航型およびオンライン型の短期海外語学研修や派遣留学の制度もあり、派遣留学については休学なしで留学できるほか、毎月の奨学金などの留学助成制度も充実しており、異文化を学ぶ貴重な機会が提供されている。
同学には、国際政治経済学研究科(修士課程)が設置されている。同研究科は専門的職業人の輩出を目指し、国際政治経済学の専攻分野における研究能力と専門的な知識を修得し、現代世界の諸問題を学際的に解明する能力に優れ、社会人としての高い職業能力を有する人物の育成を図っている。理論のみならず実践的知識を備え、国際的に貢献できる人材であることが修了者の特徴だ。社会人向けの1年修了コースも設けられている。
 
[2022年国際開発ジャーナル9月号掲載]

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