「吉備国際大学大学院 連合国際協力研究科(通信制)」
先生に聞きました!
連合国際協力研究科 研究科長 畝 伊智朗 さん
本研究科は、「人間の安全保障」に立脚し、国際社会の多様な課題に取り組むことのできる、学際的な知識と能力を有する人材の育成を目的に設立されています。幅広い知識に裏打ちされた実務能力の高い人材、柔軟な発想と課題対応能力の高い即戦力となる人材の育成のために、JICA専門家や職員経験者、青年海外協力隊経験者、NGOスタッフなど、現場経験が豊富な教授陣が指導に当たっています。本研究科の最大の特徴は、時間的、物理的制約の多い社会人のために、通信制による修士号プログラムを提供していることです。参考図書とレポートによる指導の他にも、東京をベースに年2回のスクーリングを実施するなど、きめ細かい個別指導も徹底しています。働きながら国際協力を学びたい、参加したいと思う方の入学をお待ちしております。
学生さんに聞きました!
連合国際協力研究科 修士課程1年 田中 蕗子さん
18歳の時、初めての海外旅行でバンコクを訪れた際に住民たちの貧富の差に衝撃を受け、自分は何か出来ないかと考えたことが国際協力の世界を志したきっかけです。それ以来、北タイの山岳少数民族の村落開発、インドネシアの日本語教育、ウガンダのエイズ孤児支援活動、日本国内でのフェアトレード商品の普及に携わりました。大学卒業後は、新興国にも支店を構えるエネルギー関連の企業に入社しましたが、内勤ではなく、国際支援を通して社会に貢献したいという思いが強まり、大学院で学び直して専門性を高めようと決心しました。
本研究科を選んだ理由は、仕事を続けながら修士号を取得できることと、バラエティーに富んだ講義により多面的な学習ができることです。フィールドリサーチをはじめ、開発経済、開発教育、国際文化論などのカリキュラムが用意されており、その中から自分なりのテーマを見つけることができます。私は現在、平和構築における女性の役割という研究テーマに沿って、国際緊急援助論や国際人道支援論などを選択しています。また、実地経験豊かな教授陣から現場に則した的確なアドバイスを受けられるのも非常に魅力的です。想定外のことが頻発する国際支援の現場で、学んだことをどうアウトプットできるかは未知数ですが、学習した内容が大きな力になることを期待しています。
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