東海大学 情報通信学部 情報メディア学科

大学院情報
インターネットを中心とする情報通信工学分野の技術を習得できる
情報メディア技術を通じて、豊かな社会づくりに貢献することを目指す
政府開発援助(ODA)による留学生の受け入れ校。タイの有名工科大学などで学ぶ機会も
取得可能な学位:学士

学費:入学金30万円 年間授業料130万4,000円

開講形態:昼・夜間・通信など

奨学金:あり/なし

所在地:〒108-8619 東京都港区高輪2-3-23
Tel:0463-58-6422

 

 ここがポイント 

世界水準のICT人材を育てる

東海大学は、アジア屈指の工科大学であるタイのモンクット王ラカバン工科大学の発展を長年に渡り支援してきた。加えて、国際協力機構(JICA)が運営する留学プログラム「アセアン工学系高等教育ネットワーク」(以下、SEED-Net)のメンバー大学であり、東南アジア諸国の工学系人材の育成に貢献している。こうした留学生の受け入れ先となっているのが、情報通信学部だ。学部は「情報メディア学」「通信ネットワーク工学」「組み込みソフトウェア工学」「経営システム工学」の四つの学科で構成される。このうち、情報メディア学科では“情報と人の接点”に主眼を置き、情報通信技術(ICT)の最先端を学ぶ。学生は映像や音声などを目的に合わせて加工・処理・設計する技術の習得を通じて、“人にやさしい情報メディア”の在り方を学んでいく。プログラミングやコンテンツ制作の授業はもちろんのこと、近年注目を集めるバーチャルリアリティー(VR)の教育環境も万全だ。学生の研究テーマは、異文化理解の促進を目的としたVRの開発から、超音波検査など医用画像の改良に向けた画像処理まで多岐にわたる。情報通信学部は英語教育にも注力しており、情報メディア技術を国際社会の課題解決に役立てる力を備えた人材が育つ。

在学生に聞きました
 

中野 杏梨さん

情報メディア学科 4年

 

エンジニアとして挑戦技術を生かす場は世界

私はウェブサイトやアプリの制作を学べる東海大学情報通信学部に魅力を感じ、情報メディア学科に入学しました。1年次はプログラミングに苦手意識を持っていたんです。でも、コンテンツを制作する過程で自分が作りたい機能が明確になると、その設計に必要な作業もだんだんと分かるようになっていきました。私の卒業研究は、英語のネイティブスピーカーとゲームをしながら英語力を鍛えるバーチャルリアリティー(VR)環境の開発です。研究室には留学生も多く、刺激を受けながら開発に励んでいます。3年次には1カ月間、タイのモンクット王ラカバン工科大学に留学。コンピューターグラフィックを用いたゲーム制作を学び、卒業研究やスキルアップに役立てました。卒業後はエンジニアとして経験を積み、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊に参加することが目標です。語学力に不安があ
る人も、まずは挑戦することが大事。それによって世界への扉が開くと信じています。

教授陣の声

 

濱本 和彦先生

学部長

 

技術で世界とつながる

私は医用画像の研究が転じて、現在は分野を問わず“情報を分かりやすく表現する”を研究テーマとしています。研究室では、主にその一手段であるVRの開発を指導しています。SEEDnetの留学生を指導したり、学外ではJICAのICT人材育成のために専門家を務めたりしているので、国際協力は身近にあります。今後はVRを世界の医療関係者の技能研修に取り入れるなど、国際協力の現場へのICT活用が広がるはず。本学で技術を磨き、世界の課題解決に生かしてみませんか。

『国際協力キャリアガイド2018-19』掲載2017年のキャリアガイド『東海大学』はこちら
『国際開発ジャーナル』連載「大学の国際化最前線」の東海大学工学部はこちら

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