シエラレオネにて圃場設置にかかる測量方法を現地普及員へ指導する様子
設立:1995年
資本金:1,500万円
従業員:24人
本社:東京都千代田区
事業分野:民間セクター、都市・地域開発、水と衛生、環境・気候変動、貧困削減、農業・農村開発
募集職種:開発コンサルタント
募集人数:若干名
住所:〒102-0075 東京都千代田区三番町24-28 千代田ハヤシビル2階
TEL:03-5211-5519
Mail:recs@recs-intl.co.jp
HP:http://recs-intl.co.jp
現地の視点を大切に官民連携にも参入
「社会的弱者を支援する開発協力を通じて、より良い世界の実現に貢献する」を理念に掲げ、1995年に設立された株式会社レックス・インターナショナル。以来、総合コンサルティングファームとして、現地の人々の視点に立ち、政府開発援助(ODA)案件を中心に事業を展開してきた。都市・地域開発、国土計画、農業・農村開発、コミュニティ開発といった広い分野での実績があり、ソフトとハードのバランスがとれているのが強みだ。特に都市・地域開発と農業・農村開発に力を入れており、ブータンでの全国総合開発計画2030策定プロジェクトやミャンマーでの少数民族のための南東部地域総合開発計画プロジェクトなどに携わってきた。こうした途上国の開発事業や、国内の国際事業にかかわる調査・計画立案・評価・管理などを通して、国際社会における日本の役割と地位の向上、相互理解の促進、国際協力に貢献することを目指している。さらに、開発途上国での民間開発投資にも積極的に参入していく方針で、官民連携による戦略的事業形成から実施体制構築、実施・運営管理まで幅広く手掛けている。
想定外のことに順応し耐える力強さを持つ人
同社の求める人材は、「想定外に順応するセンスと耐え抜く力強さを持つ人」。途上国での仕事は、日本での生活と比べて想定外の出来事が多く発生する。その状況に順応し、臨機応変にアイデアを生み出すセンスは必須だ。また、専門性はもちろん、異なる環境を耐え抜く基礎体力や、異文化の人々との相互理解を深めるために辛抱強く議論を続ける"知的体力" も不可欠。自分の考えを分かりやすく伝え、相手を理解する柔軟な心を持つ人が求められている。
コンサルタント事業部 栗田 明華さん
名城大学農学部でゴマ栽培の研究
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名古屋大学大学院生命技術科学研究科でイネの研究(ケニアで6 ヵ月(3 カ月× 2 回)栽培研究)
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レックス・インターナショナルに入社
途上国の人々の生活の質の向上を支援したい
小学生のとき、「世界がもし100人の村だったら」というテレビ番組を見て、国によって生活水準がなぜこんなにも違うのか疑問を持ちました。一方、祖父母の畑仕事を手伝ううちに農業に関心を持ち、将来は農業分野で国際協力をしたいと思うようになりました。さらに、国際協力の方向性を考えるため、タイとスリランカで短期のボランティア活動に参加し、その経験から、開発コンサルタントを目指すことを決意しました。
大学院修了後、当社に就職して3年目になります。まだまだ駆け出しですが、1年の半分ほど、海外の現場へ行っています。当初は稲作技術の専門家を志向していましたが、現場の人々の栄養価の低い食生活に触れ、健康でよりおいしくご飯を食べるために、稲作技術ばかりでなく、栄養改善面でも指導ができる専門家を目指したいです。
プロジェクトの円滑な実施を支える
シエラレオネでの持続的コメ生産プロジェクトは、北部地域3県の内陸小低地を対象に、その土地の条件や人々の生活環境に適合した稲作技術を稲作農家に普及し、コメの生産性を向上させることを目指しています。私は、プロジェクト活動に必要な資機材の調達や、定期的に実施する研修の準備、ローカルスタッフの労務管理など、プロジェクトが円滑に実施されるための調整業務を担当しています。通信・交通インフラ整備が遅れているシエラレオネでは、資機材の調達一つとっても容易ではなく、余裕を持った調達計画が必要です。また、ローカルスタッフの労務管理は、毎月3つの県に分散するプロジェクト事務所を回り、各所で業務にあたっているスタッフの勤務記録を集め、残業時間を含めた給与計算を行います。こういった業務を円滑に行うことも、プロジェクトの実施には重要です。
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