「日本大学/大学院 生物資源科学部国際地域開発学科/生物資源科学研究科」
先生に聞きました!
技術経営研究科 専任教授 中村 明先生
私が担当する授業は「プログラム&プロジェクトマネジメント」の基礎・応用、「中小企業プログラム立案ケーススタディ」「社会・企業・技術の先進動向」「社会課題とテクノロジー」という5科目と、経営戦略形成の科目の一部です。私のゼミには、SDGs、ESG、社会課題、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連に関心のある学生が多く集まっています。現在社会の課題は多種多様で、かつ複雑化しています。「モノからコトへ」という世界的トレンドの中、企業に求められるものも、単に「良いモノを作ること」から「社会にとって良いコトを実現すること」へと変化しています。企業経営もまた、利益の拡大だけではなく、財務以外の価値も重視する方向へと向かっているのです。社会が日々変化する中「変化への対応」は生き残るための必須課題。本学が目指すのは社会や技術の動向を的確に読み取り、企業や個人のあるべき姿を考えながら、課題解決や価値創造に取り組む人材の育成です。広く多様な人材のキャリアアップを応援します。
学生さんに聞きました!
ブリタニカ・ジャパン株式会社 2020年度修了 川田 富士美さん
以前は台湾のPC周辺機器メーカーでマーケティングの仕事をしていました。作ったもの、紹介したものが社会で喜ばれるような仕事をしたいと考えたこと、マーケティングだけでなく広くマネジメントの仕事をしたいと考えたことから転職を決意し、転職活動中に知ったのがこの大学院でした。本学最大の魅力は働きながら卒業ができる点。メンター制度があり、経営学初心者でも付いていけるのではと感じました。学校説明会の個別相談で就労状況を細かく伝えて相談し「大丈夫です」と言われたのにも励まされました。1年頑張れば修士が取れ、厚生労働省の教育訓練給付制度が利用できる点も魅力でした。在学中に理想通りの職場に転職できたのも、面接でMOTを学んでいることを伝えた点が大きかったと思います。今の仕事は、学生向けのデジタル教材の制作・販売を行う外資の出版社でのマーケティングマネジメント業務。同時に、大学で学んだことを基礎に、社内のSDGsへの取り組み、働き方改革、子育て女性の働きやすさ推進にも取り組んでいます。将来の目標は起業し、途上国に雇用を生み出すこと。入学前は自分が起業できるなんて考えたこともありませんでしたが、経営の基本やグローバルな基本を学んだことで「自分にもできるのではないか、やりたい」と思えるようになりました。大学で得た素晴らしいネットワークを活かし、実現したいと思っています。
(本内容は、取材当時の情報です)
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