東洋英和女学院大学大学院

 
 
大学院情報
平日夜間と土曜日の開講で、働きながらでも学びやすい環境を整備
少人数制でコミュニケーションを取りながら進める濃密な学習
高い専門性を持つ教授陣による、行き届いた指導とサポート体制
 

取得可能な学位:修士(社会科学)

定員:20名

学費:64万円

開講形態:平日夜間、土曜日昼

奨学金:あり 一般教育訓練給付 指定講座

〒106-8507 東京都港区六本木5-14-40 Tel:03-3583-4031

 

 ここがポイント 

細やかな指導と柔軟な履修計画

 社会・経済における価値観の多様化、少子高齢化、急速な国際化に対応できる、問題解決型の職業人育成を目指す東洋英和女学院大学大学院。男女共学で、学生の年齢構成は20代から60代までと幅広い。講義やゼミは原則として平日夜間と土曜日に開講され、研究手法やフィールド調査、情報処理などのアカデミック・スキルに関する科目が設けられるなど、働きながら学ぶための環境が整っているのが特徴だ。国際協力や国際関係各分野の第一線で活躍する専門家と研究者が教壇に立ち、きめ細やかな指導で学生たちの熱意に応えている。講義は少人数制。論文指導も指導教員とほぼマンツーマンで行われるため、指導教員と相談しながら柔軟に予定を組めるのも社会人学生にとっては心強い。また、出願時に長期履修制度を申請することができる。この制度を活用すると、2年間の授業料で3年または4年の在学が認められるため、仕事との両立が課題となる学生も自分のペースに合わせて学べるのが大きなメリットだ。学生たちが自主的に行う勉強会の開催も活発だ。異なるキャリアを持つ学生同士が交わり、切磋琢磨することで、新たな気づきやシナジーが生まれている。

在学生に聞きました

 
 
 
 

西田 真帆さん

国際協力研究科 1年

 
 
 
 

知識や戦略を活かして現場をサポートしたい

 社会人経験を積みたかった私は、産業廃棄物処理業界で働きながら研究テーマを練って、入社3年目となる今年の春、本学に入学しました。非営利組織(NPO)によるソーシャルインパクトを生み出す方法を研究したいと思っています。先生方は現場をよく知る方ばかりで、学生も40〜50代の先輩が多く、経験に基づく話は勉強になります。実務に還元できる研究をしたいので、時間を掛けて取り組むために4年の長期履修制度を申請しました。現場経験を積みながら論文を完成させるつもりです。今勤めている会社には開発課題を意識している人が多くはありません。それでも、途上国の社会問題解決を社会貢献活動に織り込む提案や、勉強会の開催を通じて、内から変えていけるのではと思っています。まずは自分自身がプロフェッショナルになるために、CSRのコンサルタントを目指そうと考えています。将来は、非政府組織(NGO)など世界の現場で、社会の不条理や不公正に、戦略や知識をもって立ち向かうのが目標です。

教授陣の声

 
 
 

望月 克哉先生

国際協力研究科 教授

 
 
 
 

「なぜ」に目を向け問題を見極める

 私は歴史的経緯を踏まえてアフリカの開発課題を考察する「アフリカ地域特論」や、実務家の講話とディスカッションを組み合わせた「国際社会ワークショップ」を担当しています。近年、仕事のキャリアだけでなく、途上国や国際協力に問題意識を抱く人が増えていますが、大学院での学びはひとつのレファレンスになると考えています。研究は、「How」ではなく「Why」を求めるもの。なぜ問題が起きたのか、問題把握の視点こそが重要なのです。

『国際協力キャリアガイド2018-19』掲載
2017年のキャリアガイド『東洋英和女学院大学大学院』はこちら
『国際開発ジャーナル』連載「大学の国際化最前線」はこちら

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