開発の専門家を育てる通信制大学院
<日本福祉大学>


日本福祉大学大学院 国際社会開発研究科(通信制)


 万人の福祉のために真実と慈愛と献身を―。日本福祉大学は昭和初期、ハンセン病患者のケアなどの壮絶な社会事業の道を歩んだ創立者・鈴木修学氏によって設立された。

 国内外の社会開発・開発教育の専門家育成を目指して、2002年度に開設された大学院・国際社会開発研究科は、インターネット環境さえあれば世界中どこにいても学べる「通信制」だ。科目ごとのウェブ掲示板では、実務経験を有する教授陣から現場に根差した実践的な指導が受けられ、1年次から修士論文に関するやりとりも可能。インドやフィリピンなどでの実習や対面授業を含むスクーリング科目もあり、開発の現場とのつながりも持てる。

 学生は国際機関やNGOの職員、国際協力機構(JICA)専門家、開発コンサルタントのほか、国内の福祉や地域づくりに取り組む実務者、こうした職業を目指す若手などさまざまだ。修了生は、修士・博士課程合わせて200人を超え、彼らと在学生が交流する機会も多い。幅広いネットワークを通じて生きた学びを共有できるのも魅力だ。

 本研究科では、マクロな社会経済情勢から個々の地域や人々の動きといったミクロな要素まで、開発の諸課題に横たわる地域の「独自性・固有性」と「普遍的・理論的な枠組み」の両方を学ぶことができる。社会開発分野の第一線で活躍する仲間と共に、既存の専門領域では対処しきれない課題の解決に挑む。

『国際協力キャリアガイド2017-18』掲載
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