早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科(GSAPS) 国際関係学専攻
早稲田大学大学院のアジア太平洋研究科(GSAPS)は、学部を持たない独立研究科だ。国際関係学専攻の理念は、「アジア太平洋を中心とする地域の歴史、政治、経済、産業、経営、社会、文化および国際間の諸問題をグローバルかつ地域的観点から学際的に研究するとともに、躍動するアジア太平洋地域を理解し、この地域の未来を担う専門家、研究者を育てていくこと」。これらの実現に向け、「地域研究」「国際関係」「国際協力・政策研究」の3領域を設け、多彩なプログラムを提供している。
カリキュラムの特徴は、分野を横断して学べる点だ。学生は、軸となるひとつの領域を中心にしつつ、他の領域の科目も履修することができる。こうした学びを通じて、多様な角度から観察・分析できる専門性を養っていくのだ。
学生の約8割を留学生が占めているため、日常的に多文化体験ができ、異文化コミュニケーション能力が鍛えられる。また、ほぼ全ての講義科目が日本語と英語の両方で提供されており、いずれの言語でも学位取得が可能だ。
GSAPSは、アジア太平洋研究センターを併設しており、研究活動が盛んなほか、国連などの実務経験豊富な教授陣がそろっている。国際関係学専攻の学生は、大学を通じて、国際機関でのインターンシップなどにも参加しており、多くの修了生が国際協力分野で活躍している。
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