・企業情報
設立:2008年
資本金:6,000万円
従業員:99人
本社:東京都中野区
海外拠点:タイ、カナダ
事業分野:民間セクター、防災、インフラ、資源・エネルギー、水と衛生、環境・気候変動、貧困削減、平和構築、教育、農業・農村開発
農業・農村開発や水資源、灌漑施設設計などを中心に世界各地で活躍するNTCインターナショナルは、2013年に開発業界初の「平和構築部」を創設し、平和構築分野でも高い評価を得ている。優れた技術を生かした設計・測量や技術移転のほか、開発途上国の人材を日本に受け入れての研修にも力を入れている。今後は研究機関や大学との連携強化も進め、現地人材の活用も視野に入れながら、社会の安全保障の確立を目指す。
・求める人物像
募集職種:開発コンサルタント
募集人数:若干名
当社は開発途上国の現場で、その地で暮らす人々と互いに理解・協力し合うことに努め、地元の声を大切にして事業に取り組んできました。業務を実りあるものにするためには、相手の言葉を受け止め、寄り添う協調性に加えて、協力の道筋を作るために努力をいとわない粘り強さも欠かすことはできません。
世界の変化を受け止め持続可能な開発を
前例のない変化を遂げている今日の国際社会の中で、私たちは熱意と創造的なアイデアを持って持続可能な開発に取り組み、地球上のあらゆる問題に対処することを目標に、挑戦を続けます。
国際社会に支えられた日本 今度は世界を支援しよう
わが国もかつて、戦後復興支援をはじめとする国際協力の被援助国でした。開発途上の地域や社会は今、支援や協力を必要としています。皆さんもぜひ、自分の可能性を生かし、一緒に社会貢献しましょう。
キャリアパス
・国境なき医師団の話でアフリカに興味を抱く
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・大学進学、得意の地理学で人と自然の関わりを研究
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・大学院でアフリカ専攻ナミビアに計6カ月滞在
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・ターニングポイント
NTCI入社 本格的に農村開発を学ぶ
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・スーダン案件担当に州農業省の人材育成や地元女性が庭でできる苗作りの奨励を進める
スーダン国リバーナイル州灌漑スキーム管理能力強化プロジェクト
・スーダン北部の農業振興を支援
・対象地域で適切な灌漑・水管理と営農のモデルを作り上げる
・外での作業を好まないイスラム女性のために、庭での苗作りも
小学生のころに国境なき医師団の山本敏晴医師の講演を聞いたとき、過酷な環境ながら人々が明るく、笑顔でいる写真が印象的で、アフリカに興味を持ちました。しかし、日本ではアフリカについて学べる機会は少なく、大学院のフィールドワークで初めてアフリカの地を踏みました。その後、国際協力の「現場」に携わりたいと考えて開発コンサルティング企業を目指し、縁があって今の会社に入社しました。2年間、進行中プロジェクトの後方支援などを担当した後、現在のプロジェクトに携わっています。スーダンは広大な土地とナイル川の水に恵まれ、かつては「世界の食料かご」として期待されていましたが、内戦や国際的な経済制裁の影響で農業の発展が滞りました。2011年には南スーダンが分離・独立。石油資源を失ったスーダン政府は農業を開発の重点に位置付け、小麦の自給や換金性の高い柑橘類の生産拡大に向け、灌漑農業開発を推進しています。農業生産を向上させるには、農家が自ら考え動く必要があります。技術を伝えるだけでなく、現地の人に実践しようと思わせる仕掛け作りができるコンサルタントを目指しています。
Company Data
住所:〒164-8721 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー18階
TEL:03-5354-3621
Mail:ntci@ntc-i.co.jp
HP:http://www.ntc-i.co.jp
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