マケドニア東部山間部の現地視察
設立:1954年
資本金:1,673,778,000円
従業員:1,241人(2018年9月現在)
本社:神奈川県川崎市
事業分野:民間セクター、都市開発、防災、ICT、インフラ、資源・エネルギー、水と衛生、環境・気候変動、貧困削減、平和構築、農業・農村開発
募集職種:営業部門、技術部門、管理部門
募集人数:随時募集
住所:〒215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-2新百合トウェンティワン3階
TEL:044-969-7230
Mail:tk.jinji@ajiko.co.jp
HP:https://www.ajiko.co.jp/
地理空間情報を基に世界の課題に挑戦
アジア航測は、衛星から地上、そして水中までの最先端のセンシング技術による空間情報を基に、地形図の作成をはじめ、防災・環境、森林保全、インフラ保全などの幅広い分野で、公共性の高い事業でのコンサルティングに取り組んでいる。 特に防災と環境分野に強く、今まで災害対策の初期対応を支えてきた。世界的な気候変動や生物多様性、自然災害への対応が課題となっている社会において情報通信技術(ICT)などの最新技術や空間情報技術を駆使し、課題解決に向けたソリューションの提供ができるのが大きな強みだ。ODA事業においては、インフラ設備の基礎となる地図データの作成を継続的に受注し、さらに海外の森林保全に力を入れており、REDD+やECO・DRRなどの事業も実施している。全社で、海外事業の推進を目指している。
勉強好きな新人に期待社内教育制度が充実
同社では人材育成のため、社内教育制度を充実させている。昇給ごとに受講する階層別研修、一流講師陣による技術士伝承講座、「技術士」「測量士」などの資格取得対策講座を用意している。「私が新人研修で必ず言うのは、"技術を高める勉強をしなさい"ということ」と代表取締役社長・小川紀一朗さん。自分の興味や関心を掘り下げる"勉強好き"の新人を期待しているという。現在開発中なのは、GPSが届かない地下街やトンネルなどでも位置測定ができる「屋内測位」という技術。東京オリンピック・パラリンピック開催で需要が見込まれている。「空間情報はもはや人間が手放せない"水"のようなもの。同じ水でも"きれいな水"を創り出すのが当社の役割。その仕事は尽きることがありません」と笑顔で応えてくれた。
東京農業大学 国際食料情報学部 国際農業開発学科を卒業
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民間企業に入社
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アジア航測に入社
縁あって入った会社 やりがいを感じています
農業大学出身ですが、就職活動で食品や農業関連の企業面接を受けても将来像が描けず、ダンスなど身体を動かすのが好きだったのでスポーツクラブに就職しました。そこで米国との業務を行う部署で渉外業務などを担当。未熟な英語力で海外出張へ送り出され、何度も壁に当たり、海外でも対等に活躍できる人材になりたいと思いました。その後、少しでも海外での経験を積みたいと思っていた時に出会ったのがアジア航測でした。海外事業推進部の出張先は一般的な旅行では行かない国ばかり。出張に行くと1 ~ 2カ月は日本に帰ってきません。部員はみな自己主張が強く、社内での討論は日常茶飯事。言語の壁に臆せず現地とやり取りする姿を見て、海外との仕事に対する私の固定概念が覆されました。今ではJICAのプロジェクトに参加する機会にも恵まれ、新たな挑戦ができることにやりがいを感じています。
北マケドニアで初のプロジェクト
入社以来、契約管理や精算など国内支援業務を担当していましたが、昨年「業務調整/広報」として初めてJICAのプロジェクトに参加しました。北マケドニア共和国という私には全くなじみのない国での業務でしたが、いざ行ってみると人々は穏やかでおしゃべり好き。1963年同国での大震災の復興計画に日本人建築家が尽力したことから、日本に対して親しみを持っていることにも驚かされました。仕事の現場では、カウンターパートと意見が食い違うなど、文化や法律が異なる中で立ちはだかる問題を1つ1つ解決しながら進めていく状況。今までは、不備だらけの書類を持ち帰る技術担当社員をいつも注意していたのですが、書類の詳細まで気を回す余裕がない状況も理解でき、そんな現場をしっかり支える業務調整の役割の重要性についても痛感した初めてのプロジェクト経験でした。
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