神戸情報大学院大学 情報技術研究科 情報システム専攻|ICTプロフェッショナルコース|ICTイノベータコース|国際協力が学べる大学・大学院

★『国際協力キャリアガイド2024-25』は、2024年10月中旬発売予定です★

フルオンラインで修士号が取得できる

新神戸駅と三ノ宮駅に近く、各地へのアクセスも良い

高度ICT技術者の育成を目指して、2005年に設立された神戸情報大学院大学(KIC)。「ICTを武器に世界の課題を解決する」をモットーに、ICTの基礎知識と応用技術、国内外の社会課題について学び、課題解決に向けて実践できる人材を育成してきた。

 4月入学・日本語授業が中心の「ICTプロフェッショナルコース」に加え、10月入学・英語で単位を取得できる「ICTイノベータコース」があり海外の学生にも広く門戸を開いている。学生のさまざまなライフスタイルに合わせた学習環境を整え、2022年から「フルオンライン履修制度」を開始。夜の授業は全てオンライン、昼も対面かオンラインを選択でき、希望者は100%オンラインで修士号の取得が可能だ。

 1年次必修科目「探究実践」はKICでの学びに根ざす「探究精神」を技法として習得する授業で、学長が直接指導する。社会課題を発見し強みを磨き仮説検証を繰り返しながら課題を解決するこの手法は国連の研修プログラムにも採用されている。

 学生の半数以上が留学生で出身国は80カ国以上。特にアフリカからは2023年8月1日現在、93カ国430人を受け入れ、JICAアフリカ地域別研修やABEイニシアティブなどを展開。途上国の社会課題解決にICTで貢献し、2019年にJICA理事長賞を受賞している。

学生の声

格差のない世界を目指して

髙原 真佑さん ICTプロフェッショナルコース2年

Q.研究テーマは?
A.アフリカの教育格差について
世界の教育格差に関心があり、ケニアの貧困児童の教育システムについて研究しています。現在、ケニアで子ども支援を行うNGOと連携し、パソコンスキルなどを身に付けるアフタースクールを立ち上げ、考える力や表現力、そして自ら切り開く力を養えるようサポートしています。

Q.修了後の進路は?
A.格差のない世界を目指して
生まれてくる環境は選べませんが、世界の子どもたちの選択肢が少しでも増えるよう、ここでの学びを生かして格差のない社会づくりに貢献したいです。将来は国連やJICAなど国際協力の仕事を目指していますが、修了後は実務経験を積める国連ボランティアやJPOなどに挑戦したいです。

Q.なぜ大学院に進んだの?
A.国際協力の道へ進むために
名古屋外国語大学の英米語学科を卒業後、フードサービスの企業に入社し、全国各地で新店舗の立ち上げに携わりました。仕事は楽しくやりがいがありましたが、子どもの時から関心のあった国際協力の道へ進むため退職し、修士号の取得を目指して大学院へ進学しました。

Q.この大学院を選んだ理由は?
A.語学力+αとして「ICT」を選択
KICを選んだのは、語学力+αとしてICTの専門性を身に付けたかったから。アフリカなど世界中の留学生と一緒に学べる点にもひかれました。留学生が暮らす寮に住んでいますが、毎日がとても刺激的。困っている留学生がいたら何でもサポートして一緒にいろいろな経験をしています。

Q.ゼミ・研究室の雰囲気は?
A.実践的な学びを深められる
一緒に学ぶ学生はIT企業で働いていた人が多く、ICTの技術や考え方も学んでいます。授業はディスカッションの機会が豊富で、留学生たちと本音で議論できる雰囲気が好きです。挑戦する姿勢を見守ってくれる先生やキャリアコンサルタントの資格を持つ職員さんにも支えられています。

ケニアの子どもたちに向けたアフタースクール

先生から

世界の課題解決にICTで貢献する

内藤 智之先生 副学長 特任教授

ICTは今や社会に不可欠なインフラですが、本学では技術の習得だけでなく、社会課題の発見から解決策の立案まで人間力を養う教育に力を入れています。教員陣は実践経験が豊富で、学生の関心や経歴も多様。障がいをお持ちの方もオンラインで学んでいます。ICT経験の有無に関わらず即戦力を育てます。

学校情報

取得可能な学位:情報システム修士(専門職)
定員:55人
学費:入学金20万円、授業料160万円(フルオンライン履修生は減免)

奨学金情報
・学生応援奨学金(年20万円の奨学金を付与)
・フルオンライン履修生度(年20万円を減免)
・兵庫県委託訓練事業(学費全額免除)
・日本労働省給付金「専門実践職業訓練給付金制度」「教育訓練支援給付金制度」他

『国際協力キャリアガイド23-24』掲載

(本内容は、取材当時の情報です)

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