関西学院大学/大学院
学部副専攻「国連・外交プログラム」/ 大学院副専攻「国連・外交コース」

大学院情報
国連採用基準に基づくカリキュラム。国連・外交分野の実務経験者が指導
英語による演習中心の授業。国際機関などでのインターンシップが必修
長期的なキャリアサポート。外部機関と連携し、修了後も手厚い支援
取得可能な学位:主専攻の修士または専門職学位、および国連・外交コースの副専攻修了証書

定員:15~20人

学費:コース受講料は不要(所属する研究科の学費が必要)※研究科に所属しつつ副専攻として学ぶ

奨学金:研究科で支給奨学金制度あり(全額・半額など)

〒662-8501 西宮市上ケ原一番町1-155

Tel:0798-54-6436 Mail:unfa@kwansei.ac.jp

 

 ここがポイント 

国連・外交の現場に照準
関西学院大学大学院で2017年4月にスタートした「国連・外交コース」は、国連や国際機関職員、外交官として活躍する人材を育成する副専攻のプログラム。国連の採用基準に基づく体系的なカリキュラムのもと、授業はすべて英語で行われる。学生は2年間、主専攻の研究科(修士または専門職)で専門分野を研究しながら、このコースで学ぶ。明石康・元国連事務次長や外交官ら国際舞台の第一線で活躍してきた教授陣が、豊富な実務経験を生かして指導。各国からの留学生も交え、少人数での議論を中心に授業を進める。国連や非政府組織、政府系機関などでのインターンシップ(2カ月程度)も必修で、実践力を身につけることを強く意識している。 国連で働くには実務経験が必要となるため、長期的なキャリア支援にも力を入れている。外務省と連携する「関学国際機関人事センター」、国連の機関と連携する「国連グローバルコンパクト支援関学センター」が、修了後も継続的にサポートする体制を整えている。 大学院入学に向けた基礎を学ぶ場として、大学にも所属学部の枠を超えた「国連・外交プログラム」(定員20人)がある。ゼミ形式の授業や国際ボランティアなどで、体系的知識と経験を身につけることができる。

在学生に聞きました
 

内藤 早百合さん

総合政策研究科(国連・外交コース履修) 2年

 

ネパールで2カ月活動開発の現場で働きたい

両親が幼稚園を運営していることもあり、途上国の教育に関心がありました。大学2年の時、国連セミナーで本部を訪問し、国連への関心も高まりました。将来は国際公務員を目指しています。関西学院大学には、大学を3年で卒業して大学院に進学できる制度があり、総合政策学部を早期卒業して大学院に進みました。国連・外交コースの魅力は、国連や国際機関の中枢で活躍してきた先生方と議論できること。また、常に英語で議論し、国際社会で働くためのスキルを身に付けられます。同期には留学生もおり、多様な視点に触れられるのも貴重です。現在はコミュニティー開発、エコツーリズムをテーマとし、ネパールの村をモデルに研究しています。2カ月間のインターンシップでは、国連開発計画(UNDP)ネパール事務所で過去のプロジェクトの成果を調査し、報告にまとめました。修了後は、海外の大学院でも学び、コミュニティー開発の現場で経験を積みたいと思っています。

教授陣の声
 

村田 俊一先生

総合政策学部 教授 国際機関人事センター長

 

「深く考える力」養う国内外で通じる人材に

私の専門は開発行政論です。授業では、少人数での徹底した議論を通し、深く考える力を身につけてもらいます。国際的な舞台では、独自の考え方と実行のシナリオ、それを説明できる能力が重要になるからです。私たちの目標は、国内外のどこでも通じる人材の育成。既成概念にとらわれない“とがったタイプ”の学生を歓迎します。高校、大学と連携して早期から将来を考える場を提供し、修了後もキャリア形成を支援する一貫性は、本コースの大きな特徴です。

『国際協力キャリアガイド2018-19』掲載
2017年のキャリアガイド『関西学院大学/大学院』はこちら

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