ミャンマー国ヤンゴン市の中心部は交通混雑が著しい
設立:1971年
資本金:7,000万円
従業員:80人(2019年7月現在)
本社:東京都新宿区
事業分野:運輸交通計画、都市・地域開発計画、環境・気候変動、社会開発、民間セクター、ガバナンス・法制度など
募集職種:開発コンサルタント(通年)
募集人数:若干名
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿5-5-3(建成ビル)
TEL:03-3353-3200(代)
Mail:hq@almec.co.jp/
HP:http://www.almec.co.jp/
都市開発・交通計画に多くの実績
50年に近くにわたり、運輸交通計画や都市・地域計画を中核としつつ、環境、社会基盤、社会開発など国内外でコンサルティングサービスの領域を広げているアルメックVPI。海外拠点としてフィリピン、ベトナム、モンゴルに事務所を構え、これらの国々を基軸として主に東南アジアで事業を展開。海外業務は国際協力機構(JICA)、アジア開発銀行、世界銀行、その他国際機関、外国政府、日本政府が主なクライアントだが、近年は民間企業にも対応する。代表的なJICA案件の一つベトナムの「ハノイ市総合都市開発計画調査」は、急成長する同市の社会経済、環境、交通、住宅など多くの分野の開発計画をカバーした案件。この調査に基づいて、ベトナムの都市計画制度の改革、都市鉄道の建設が進められるなど都市開発のモデルとなっている。
実現させるための方策を語れる人に
今後は従来の専門領域に留まらず、開発途上国でニーズが高まる経済開発や環境、観光計画などの取り組みを拡充していく方針だ。海外部門での新卒採用は修士課程か博士課程修了見込みの者が対象だ。中途採用は原則として運輸・交通計画や都市・地域計画などの経験者が対象となる。仕事に取り組むスタンスとして「できない理由」ではなく、実現する方策を語れる人が評価される。現場で問題点を発見し、課題解決に向けた提言をする能力も必要だ。「この業界で重要なのは知性、人間力、専門性に加えて、他国の人々・生活文化に好奇心を持ち、積極的に対話する意識。部活などでリーダーや世話人などを務め、人のために尽くす思いのある人にはうってつけです」と代表取締役・長山勝英さん。
神戸市立工業高等専門学校を卒業
↓ 横浜国立大学大学院を修了(都市イノベーション学府) ↓ アルメックVPI に入社
現地の人からもお礼やコメントが来ます
開発コンサルタントの仕事をしたいと思ったのは、大学院生のときです。修士1年時、インターンシップで当時のアルメックVPIの代表にお世話になり、フィリピン・マニラにて業務に帯同したことがきっかけで、開発コンサルタントとして途上国の都市計画の仕事をしたいと決意し、入社しました。日本で都市計画をしようとしても大きなインフラ整備プロジェクトの数は少なくなっているので、大きな画を描けるとしたら開発途上国だと実感したのです。 現地の人や現地に住む日本人に「ここのバス良くなったよね」と直接言われたり、プロジェクトに関するフェイスブックページでコメントをもらえたりしたときに、市民の生活に直結する仕事をしていると実感します。また、この年齢でやれることにしては、とても大きな仕事ができていると感じています。
街の将来を形どる仕事にやりがい
JICA案件の「ミャンマー国ヤンゴン公共バスサービス改善プロジェクト」でバス路線のサービス向上に向けた技術協力をしています。業務調整と公共交通計画などを担当し、日本に戻ってもすぐ出張という、1年のほとんどを現地で過ごす日々。ヤンゴンのバスは300路線、100以上の事業者がありましたが、2017年1月、現地政府により「運行に関するルールを定める」「60路線に統合する」など、バス運行体制のリフォームを実施。まだまだ課題が多く、日本のバス事業に関するノウハウを活かして、サービス改善を目的に、2021年までこの仕事は続きます。ヤンゴンでは同じくJICA案件の都市鉄道整備計画や外環状道路整備計画で需要予測を担当しています。スタッフも同じなので仕事がつながり、広がっていく感じ。今後は“大きな夢をかける”マスタープランの仕事がしたいです。
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