国連開発計画(UNDP)タイ事務所でインターンを行うコース履修生
国連や国際機関へのゲートウェイとしてアジア初の注目カリキュラム
・インターンシップが必修
国内外の国連・国際機関や国際NGO、外務省、政府系組織などでのインターンシップが必須。学生が行う派遣先の検討やエントリー、実習を実務経験豊富な教員たちが丁寧にサポート。インターンシップ奨学金もあり。
・徹底したキャリア支援
国連・外交コース履修生と修了生を対象としたキャリア・コーチング、マンツーマンで相談できるキャリア・カウンセリングなど、国連・国際機関へのエントリーからミッドキャリアまで長期的に支援する体制を整備。
・全科目を英語で開講
ヨーロッパやアジアからの留学生も交えた少人数かつ演習主体の科目はすべて英語で実施。ディスカッション、プレゼンテーション、リサーチなどを通じ、国際社会の現場で通用するコンピテンシーを養成していく。
教えてくれた先生
SGU招聘客員教授 久木田 純先生
専門は社会心理学、参加型開発など多岐にわたる。国際
機関人事センターのチーフコーディネーターも務める。
「Mastery for Service(奉仕のための練達)」というスクールモットーのもと、「世界市民の育成」をミッションに掲げる関西学院大学。2017年4月からスタートした大学院「国連・外交コース」は、国連や国際機関職員、外交官として活躍する人材養成に特化した副専攻プログラム。学生は、主専攻の研究科(修士または専門職)で専門分野
を研究しながら、このコースで2年間学ぶ。
明石康・元国連事務次長をはじめ、国際舞台で活躍してきた実務経験豊富な教授陣が指導を行い、授業はすべて英語で行う。国連の採用基準に基づいて体系的に編成されたカリキュラムも大きな特徴。実務を通じた実践力を磨くため、国連や国際NGO、政府系機関などでのインターンシップ(約2カ月)が必修となっている。コース履修を検討している人を対象に、キャリア設計をサポートする個別のキャリア・カウンセリングも実施。
また、国連で働くには2年以上の実務経験が必要となるため、修了後も含む長期的なキャリア支援が充実。外務省と連携する「国際機関人事センター」、国連機関と連携する「国連グローバルコンパクト支援関学センター」によるサポート体制が整っている。求める人材について、「国連や外交を通じて"世界のため"に達成したいミッションを持ち、それへの情熱や決心を強く感じられる人を歓迎します」と久木田純教授は語った。
学生さんに聞きました!
人間福祉研究科 2年 藤本 実希さん
現場では持てなかった広い視点が身についた
「いのちの危機を支えたい」という思いを持ち、看護師として5年ほど働いてきました。患者さんに接する中で見えてきたのは、病院の中だけでは解決できない社会的な問題ばかり。もともと国際協力にも興味があったので、2年ほど迷った末に「いったん外に出て、自分のスペシャリティを国際的な視点から見てみよう」と大学院への進学を決めました。現在は、終末期患者の意思決定支援について研究しています。また、高齢者が健康な段階から、延命治療や療養場所の希望など終末期に関する意思決定をサポートし、高齢者が自分らしく、健康に生きられる環境づくりにも携わっています。国連・外交コースを履修して、サステナビリティの視点やマクロな視点、ファンドレイジングの視点など、広く多角的な視点を持つことができるようになりました。
取得可能な学位:主専攻の修士または専門職学位、および国連・外交コースの副専攻修了証書
定員:15~20人
学費:コース受講料は不要(所属する研究科の学費が必要)
奨学金:研究科で支給奨学金制度あり(全額・半額など)
住所:〒662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155
Tel:0798-54-6436
HP:https://www.kwansei.ac.jp/unfa/
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