龍谷大学大学院 アジア・アフリカ総合研究プログラム
龍谷大学の「アジア・アフリカ総合研究プログラム」は、アジア・アフリカ地域研究に特化した修士課程のコースだ。法学、経済学、国際文化学の3研究科が共同運営し、学生はいずれかの研究科に在籍しながらプログラムを履修する。
このプログラムは、グローバル化の進展でアジア・アフリカと日本の関係が深まる中、地域の人々の視点に立ってさまざまな課題の解決を目指す専門家を育成しようと2007年度に開設された。歴史、文化、社会、政治など複雑な背景が絡み合うアジア・アフリカを理解するには、地域の特性に対する鋭い感性と高い専門性に裏打ちされた学術的分析力が必要となる。そうした点を踏まえ、同プログラムはアジア・アフリカに関する「地域研究科目」と専門分野(政治学、経済学、国際文化学の分析手法を習得する「総合研究科目」の2本柱で構成されている。
龍谷大学は浄土真宗を建学の基礎としており、仏教に関わる知的蓄積がプログラムの内容を豊かにしていることも大きな特徴だ。
アジア・アフリカ地域研究の実績が豊富な教員が多く、それぞれの専門分野も多彩だ。実践的研究を重視しており、学生は海外フィールド調査の費用補助制度を利用することができる。修了時には各研究科の修士号と併せて、プログラム修了証を取得できる。また、入試では社会人向けの制度も用意されている。
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