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OCGが「フィリピン鉄道事業統括室」設置

 

 

  

マニラ地下鉄整備など大型鉄道案件の進捗管理と情報共有を目指す

  


 

 

 (株)オリエンタルコンサルタンツグローバル(OCG)は6月1日付で組織変更を行い、新たに「フィリピン鉄道事業統括室」を設置した。統括室長には取締役技術本部長の宮越一郎氏が就任した。同社は現在、フィリピンにおいて①マニラ首都圏地下鉄事業、②マニラ首都圏大量旅客輸送システム拡張事業( L R T 1 号線及びLRT2号線延伸)、③南北通勤鉄道事業、④南北通勤鉄道延伸事業など、大型の軌道系プロジェクトの実施に当たっている。いずれも、計画から設計、施工監理まで一貫したコンサルティング・サービスを提供している。技術本部のもとに事業統括室を設置することで、フィリピンで実施中の鉄道事業全体の進捗状況などを把握していくとともに、全社的に情報の共有を図り、各プロジェクトの円滑な実施促進を目指していくのがねらいだ。
 フィリピンでは、日本政府の成長戦略と国際展開戦略の枢要な柱になっている「質の高いインフラ輸出」政策の一環として、複数の大型インフラ案件が推し進められている。中でも鉄道プロジェクトは開発効果の観点から、その進捗が注目されている。

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