大阪産業大学 国際学部

大学院情報
英語、中国語、日本語、国際の4コースで、語学運用力と国際感覚を養う
欧米やアジアなどへの留学制度、語学研修制度が充実。奨学金の支給も
「ローカル」と「グローバル」の視点を併せ持ち、国際社会で活躍する人材を育成
取得可能な学位:学士

定員:100名(国際協力専攻)

学費:108.7万円(平成31年度国際学部の場合・入学金含む)

奨学金:あり

〒574-8530 大阪府大東市中垣内3-1-1

Tel:072-875-3001(代) 

Mail:nyushi@cnt.osaka-sandai.ac.jp(入試に関して)kyougaku-s@cnt.osaka-sandai.ac.jp(本記事に関して)

 

 ここがポイント 

実践的な語学力を重視
大阪産業大学は、日本の「ものづくり」を支える中小企業が多い大阪府東部に位置し、「ローカル」に軸足を置きつつグローバル化に対応する教育を進める。その一環として、2017年に誕生したのが「国際学部」だ。実践的な語学力と、国際社会の課題に対応できる力を身に付ける学びを重視。「英語コース」「中国語コース」、外国人学習者に日本語や文化を伝える視点からの「日本語コース」、フランス語やドイツ語などを学べる「国際コース」の4コースがある。語学は少人数クラスで運用力を養うほか、ネイティブ・スピーカーと自由に議論できる「ランゲージ・カフェ」を学内に設置。授業では、社会学や歴史学など幅広い分野から国際社会の現状を学ぶ。また、留学や海外語学研修の制度が充実しているのも特徴だ。留学制度は英米、カナダ、フランス、ドイツ、韓国、中国、台湾の教育機関と連携。短期の語学研修も欧米やアジア各国の大学で経験できる。留学や研修を支える奨学金制度、単位認定の仕組みも用意されている。 教職や各種語学検定などの資格取得もサポート。大学にはスポーツ健康学部、経営学部、経済学部、デザイン工学部、工学部があり、留学生も多く在学しているため、多文化の環境で国際感覚を養うことができる。

在学生に聞きました
 

中西 廷気さん

国際学部 2年

 

ドイツ語を身に付けて現地の文化を知りたい

小学生のころからサッカーを続けていて、中学1年の夏にドイツでサッカーを学ぶ機会に恵まれました。以来、ドイツという国に興味を持ち、大学でもドイツ語を勉強しています。夏休みにはドイツの大学で語学研修を受け、現地の文化や社会について学びました。ドイツは難民や移民の受け入れに積極的な政策を取ってきましたが、その現状はどうなのか。難民支援について、これからも考えていきたいと思います。国際学部に入学した理由は、ドイツ語を勉強できることに加え、留学制度が充実している点でした。入学して感じるのは、言語だけでなく、海外の文化について多面的に学べるということ。「国際ボランティア活動」を実施している授業では、地域の外国ルーツの子どもたちに日本語や教科の学習支援をしています。教えるには知識が求められ、自分の勉強にもなります。卒業後はドイツに住んでみたいと思っています。そのために、語学力をしっかり磨いておくつもりです。

教授陣の声
 

金﨑 茂樹先生

国際学部 准教授

 

「多読」で語学力養うコースを超えた学びも

国際学部では、1、2年次にコースの枠を超えて所属する演習科目があり、学生は幅広い分野に触れることができます。担当教員との距離が近く、何でも相談しやすい雰囲気です。私の専門は英語文学、英語教育学です。比較的易しい英語の本を数多く読んで語学力を養う「多読」に力を入れていますが、幸い本学の図書館には多読向きの教材が豊富にあります。留学生との交流、留学制度などの環境も整っているので、学生には異文化理解の幅を広げてもらいたいですね。

『国際協力キャリアガイド2018-19』掲載
2017年のキャリアガイド『大阪産業大学』はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました