「北海学園大学 法学部」
先生に聞きました!
法学部 教授 上野 之江先生
法学部では2020年度からカリキュラムに「15群グローバルセミナー」を追加し、グローバル・マインドセットのある人材育成に力を入れています。この一環としてスタートしたのが「グローバルセミナーⅠ(English-OnlyCamp in ニセコ)」。国際都市として知られる北海道ニセコ町で、すべて英語で生活する夏期集中講義です。ネイティブスピーカーによるレクチャーを受け、彼らと共に屋外アクティビティを楽しみ、スピーキングやプレゼンテーションなどのスキルを身に付けます。ニセコ町役場で国際交流を担当する日本在住の外国籍職員との交流も行います。昨年は残念ながら、新型コロナウイルス感染症の影響で豊平キャンパスでの開催となりましたが、参加学生の英語力が確実に向上したのが見てとれました。今後はカナダの協定校への留学にもつなげていけるよう取り組んでいきます。なお、法学部では各種外国語の検定試験の単位認定も実施しています。英語の他、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国・朝
鮮語を対象に幅広い学びを応援します
学生さんに聞きました!
法学部法律学科(2部)2020年3月卒業 佐々木 明子さん
小学生の頃にテレビや本などでアパルトヘイトや米国の公民権運動を知り、国家の政策として不平等な状況が存在していたことに衝撃を受けました。それ以降、人権に関するニュースや話題について関心を抱き続けています。社会人になり、企業内・企業間の経営上の問題に関心が高まり、学び直しを考えるようになりました。日中フルタイム勤務しながら法律の勉強ができる大学を探す中、出合ったのが本学の2部(夜間部)だったのです。大学では特に会社法における内部統制システムと取締役の果たす役割について、日・米比較を通して学びました。私自身、社会人として働いてきた中で、社内統制(法令遵守、コンプライアンス)や企業間取引における優越的地位の乱用に強く関心を持ったことがこのテーマを選んだ理由です。今後も研究を続けるため、英国の大学院への進学を予定しています。本学はカリキュラムが充実しており、2部でもほぼ1部と変わらない授業やゼミを受講できます。夏休みを利用した集中講義など、実践的な学びのカリキュラムも1年を通じ多彩です。特にニセコへの“国内留学”は、現地の国際的企業や学校、地域で働くさまざまな国籍の方々と直接英語でコミュニケーションする機会が豊富です。また宿泊所でも英語だけで生活するので、短期間・国内であっても、海外留学とほぼ同じ経験ができます。
(本内容は、取材当時の情報です)
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