【参加者募集】8/22(金) TICAD9公式サイドイベント|環境再生型農業を通じたアフリカの食料システムの変革:若者と農家を支える戦略・政策・連携

ササカワ・アフリカ財団(SAA)は、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)およびアフリカ農業研究フォーラム(FARA)と連携し、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)の公式サイドイベントを開催いたします。

ウェビナーのご案内

■イベント名:環境再生型農業を通じたアフリカの食料システムの変革―若者と農家を支える戦略・政策・連携(英題Transforming African Food Systems through Regenerative Agriculture:Strategies, Policies, and Alliances to Empower Youth and Farmers )

■開催日時:2025年8月22日(金) 10:00~11:30

■参加費:無料(要事前登録)

■形式:ハイブリッド(場所:パシフィコ横浜 展示ホールD)(Zoomウェビナー)

■使用言語:英語(日本語同時通訳あり)

■主催:ササカワ・アフリカ財団(SAA)

■協力:国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、アフリカ農業研究フォーラム(FARA)

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※本イベントは、どなたでも無料でご参加いただけますが、入場には事前登録が必要です。

イベントについて

 本サイドイベントでは、アフリカの持続可能な農業を支える基盤である「健全な土壌」に焦点を当て、環境再生型農業の視点から議論を深めます。土壌の劣化は、気候変動や過剰利用などが原因で深刻化しており、アフリカの食料安全保障と農業のレジリエンスを阻む大きな課題です。

 健全な土壌を取り戻すことは、農業生産性の向上だけでなく、アグリビジネスの発展や若者の起業機会の創出にもつながる、包摂的な成長と雇用創出の鍵となります。

 こうした課題解決のため、アフリカでは「アフリカ土壌イニシアティブ(SIA)」という大陸規模の取り組みが進行中です。2024年に採択された「ナイロビ宣言」と「アフリカ肥料・土壌の健全性行動計画(AFSHAP)」に基づき、各国で具体的な行動計画が展開される予定です。SIAの実施事務局は、アフリカ農業研究フォーラム(FARA)が担っています。

 このイベントでは、SIAの推進に貢献する日本の役割、特にササカワ・アフリカ財団(SAA)と国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の貢献と展望を共有します。SAAは、農業普及サービスと人材育成分野でSIAの共同リード機関として活動し、JIRCASは研究を通じて土壌管理のノウハウを提供することで、アフリカの小規模農家の能力強化と、持続可能な未来の構築に貢献していきます。

詳細(予定)

■開会挨拶:Amit Roy(SAA会長)

■基調講演:「科学に基づく環境再生型農業:アフリカ農業の強靭性と生産性の強化」
‐Ishmahane Elouafi(CGIAR 最高執行責任者)

■特別講演:「アフリカ土壌の健全性を支える人材投資と能力強化」
‐David Nielson(元世界銀行 農業経済専門官)

■講演:「SIA:持続可能な農業を支える大陸規模の土壌再生戦略」
‐Wole Fatunbi(FARA 研究部長/SIA事務局)

■発表:「若者と女性のエンパワメントによる農家主体の持続可能な農業」
‐Elizabeth Nsimadala(東アフリカ農家連盟 会長)

■パネル討論:「持続可能で強靭なフードシステムの強化における農業普及の役割」
‐モデレーター:Mel Oluoch(SAA 戦略パートナーシップ事務所長)
‐パネリスト:
・Lilian Lihasi(AFAAS事務局長)
・Stella Kabiri(SAA 環境再生型農業リード・スペシャリスト)
・Papa Saliou SARR(JIRCAS 主任研究員)

■閉会挨拶:鈴木周一(SAA理事長)

お問い合わせ先

ササカワ・アフリカ財団

Mail:info@saa-safe.org

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