・企業情報
設立:1998年
資本金:565万円
従業員:18人
本社:東京都新宿区
事業分野:農業・農村開発、貧困削減、環境・気候変動
アールディーアイは、開発途上国で農村開発に重点を置いた地域開発に貢献することを目的に1998年に設立された。これまで世界各地でODAによる農村開発の調査業務等を実施してきた。日本国内では主に国際協力機構(JICA)筑波国際センターの研修員受入事業において各種研修コースを実施している。開発協力や途上国に関する情報の収集と発信も事業の一つ。社内研修を通じた現場志向型人材の育成にも取り組む。
・求める人物像
募集職種:農村開発、社会開発
募集人数:若干名
コンサルタントは、日本語と外国語の両方で報告書を作成します。そのため語学力が問われますが、重要なのは日本語力。まずは論理的で説得力のある日本語の文章を書く力が必要です。同時に求められるのは専門性と技術経験。その上で、途上国の厳しい環境に耐えられる強い意志と健康な身体が大切です。
途上国住民の意向と社員の自主性を尊重
わが社のメンバーは、住民の意向を尊重する技術者として農村開発事業に参画します。会社はメンバーの自主性と創造性を尊重しつつ、独自の主張ができる組織を築くことを経営の理念としています。
基礎的素養を磨き、専門技術を身に付けよう
開発コンサルティング業務は途上国の経済開発に必要な専門技術です。技術が機能するためには基礎的な素養が大切で、特に人文科学分野を幅広く学び、修養を積むことが欠かせません。
キャリアパス
・大学卒業後、商社に就職フィリピン駐在
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・ターニングポイント
青年海外協力隊に参加パラグアイの農業高校で野菜栽培を指導。帰国後、大学院に進学
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・大学院在学中に協力隊でパナマに短期派遣
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・国際農林業協働協会の専門家養成研修に参加
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・アールディーアイ入社中南米の農村開発案件に従事
ニカラグア プエルトカベサス先住民コミュニティ生計向上計画
・農民組織の強化と農業技術の改善を通じた生計向上モデル事業
・開発から取り残された先住民自治区で、農民の生計向上を目指す
・農村開発委員会を組織し、研修教材と普及ガイドラインを発行
私は海外移住に憧れて拓殖学科のある大学へ行き、卒業後は商社に勤めました。東南アジアの貿易を担当していたのですが、大学で学んだ内容との乖離を感じ、悩んだ末、退職して青年海外協力隊でパラグアイへ。帰国後、協力隊の顧問の先生に「技術協力の専門家になりたいのなら、最低でも修士号はあった方がいい」と言われ、大学院に進みました。最近は博士号があればよりいいのではと感じています。 当社に入社したのは大学院を出た直後です。当時、日本熱帯農業学会で協力隊の後輩が発表をしていたのを聞き、彼が当社の社員だったので紹介してもらいました。入社後は中南米諸国で農村開発関連の政府開発援助(ODA)プロジェクトに携わっています。これまでの仕事で思い出深いのは、5年ほど通っていたニカラグアでしょうか。漁港近くの犯罪多発地域で生活改善に取り組みました。途中、暴動が起きたときは首都のマナグアに一時退避したこともあります。政情さえ安定していればとてもいい国なのですが。かつてのカウンターパートや支援対象の住民らが自分たちで頑張っているのをインターネットなどで知ると、感動を覚えます。
住所:〒160-0006 東京都新宿区舟町12番地 ミルボレー四谷2階
TEL:03-5363-0526
Mail:kaihat@iprdi.com
HP:http://www.jprdi.co.jp/
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