スリランカでのJICA プロジェクトで整備したガラピティヤガラヤーヤ最終処分場
設立:1971年
資本金:3000万円
従業員:131人
本社:東京都豊島区
海外拠点:タイ、フィリピン
事業分野:民間セクター、都市開発、ICT、資源・エネルギー、水と衛生、環境・気候変動
募集職種:コンサルタント
募集人数:若干名
住所:〒171-0033 東京都豊島区高田2-17-22 目白中野ビル6階
TEL:03-5956-7500
Mail:reruit@exri.co.jp
HP:https://www.exri.co.jp/
注目高まる環境分野のリーディング企業
エックス都市研究所は「持続可能な脱炭素社会の構築」を目標に掲げ、「環境、エネルギー・資源」「都市空間・地域社会」「途上国支援」という3つの領域で、実現可能な処方箋をデザインする専門家集団だ。地域・都市づくり、エネルギー、環境政策といった課題に対し、サスティナビリティ・デザイン事業本部、環境政策研究本部、国際コンサルティング事業本部、環境エンジニアリング事業本部が、各組織の専門性を発揮し案件によっては連携して取り組む。国際コンサルティング事業本部は、廃棄物管理・資源循環、気候変動対策、化学物質管理などの、環境分野における技術移転を実施している。モロッコやマレーシアでの廃棄物管理、フィリピンやベトナムのインフラ開発計画や整備事業などのODA事業にかかわってきた。
廃棄物管理分野で活躍の場が拡大する
途上国の国づくりに加え、中小企業をはじめとする日本企業の海外ビジネス展開の支援も行っている。その実績として、洗浄槽汚泥の脱水装置の普及事業や超音波画像診断装置を活用した母子保健の向上に関する普及・実証事業(スーダン)などが挙げられる。近年、同社の存在感が強まっているのが廃棄物対策分野だ。パリ協定や持続可能な開発目標(SDGs)で廃棄物の予防・削減・再利用が揚げられており、同社の活躍の場はますます拡大している。
同社が求める人材はあきらめず考え続け、自分の成果に妥協しない人、国内外で活躍したいと思う人。「困難や失敗は付き物です。が、互いに知恵を出し合えば課題を克服できる。同じ思いを持つ者が力を合わせることで、社会を変えていくことが大切です」と代表取締役・内藤弘さん。
慶応義塾大学環境情報学部を卒業
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大学のプログラムを活用し初めての海外としてカナダに
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京都大学工学部を卒業
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エックス都市研究所に入社
個性的で尊敬できる上司がたくさんいます
国際協力業界で働こうと決めたのは、大学卒業の半年くらい前です。曽野綾子さんの本を読み、環境保全の仕事をやるなら制約条件の多いところがいい、途上国で自分に何ができるか試したいという気持ちがありました。入社してみて、周りには見習いたい先輩が多いですね。一緒に仕事をした上司は、相手国の人々から信頼を得ていました。私も仕事相手と信頼関係を結べるようなコミュニケーションを意識していかないといけないと思います。まずは国内の事情を勉強しながら海外の仕事もし、取り扱う分野を広げていければと思います。東南アジアなど経済的に発展する国々には、化学物質管理の面で多くの課題が残されています。課題を解決するためにどういったアプローチが有効なのか、自分でも考えられるようになりたいです。
長い時間を要する技術移転
新卒でこの会社に就職して2年になります。今は途上国の化学物質の管理にかかわる業務をメインでやっていますが、入社1年目は日本国内の電力関係の調査に携わりました。今のところ海外の仕事をしたのは2回です。一つは化学物質管理の制度づくりのため、日本とベトナム間で行われている政策対話とワークショップをしにベトナムへ。もう一つは研修の仕事でインドネシアに行きました。海外の案件を見ていると、こうした支援には長い時間がかかるんだなと感じます。支援する側としては早く成果がほしいのは分かるのですが、なかなかそうはいかないところがあって・・。相手側の事情もくみ、バランスを取って仕事を進めることが大事なんだろうと思います。学生時代に下水汚泥から微生物燃料電池をつくる研究をしていたこともあり、将来はエネルギーの案件にも携わってみたいです。
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