大学院情報
「英語で学び、英語で考え、英語で議論する」、専門力ある国際人を育成
東京都市大学オーストラリアプログラム(TAP)が“成果のある留学”を実現
科学技術から生活福祉まで幅広い領域を網羅する6学部14学科体制
取得可能な学位:学士、修士、博士
定員:1620人
学費:143万円~(初年度)
開講形態:昼間
奨学金:あり
所在地:〈本部・世田谷キャンパス〉〒158-8557 東京都世田谷区玉堤1-28-1
Tel:03-5707-0104
ここがポイント
世界で活躍する実践力を
東京都市大学は、“実践的な専門力を有した真の国際人”の育成を掲げて、大学全体で英語教育を拡充している。その柱となるのが、2015年度にスタートした「東京都市大学オーストラリアプログラム(TAP)」だ。同プログラムは1年次に2時間×週5日の語学準備講座を始めとする基礎教育を行い、2年次に世界各国から留学生が集う西オーストラリア州の提携大学で約4カ月の留学を実施するもの。初年度200人だった参加者は年々増加し、2018年度は300人を超えた。TOEICのスコアは入学時から平均で122点もアップし、参加者の95%が英語力の向上を実感している。TAPの充実したプログラムが話題となり、受験者数も1年間で1.7倍に増加している。「帰国後の発表会では、どの学生もプレゼンテーションスキルが格段に向上し、自信にあふれています。また、帰国後すぐに企業の海外インターンシップに参加するパターンも多く、インターン先の現地法人で採用された学生もいます」と国際センター長の本間宏二教授は話す。語学力はもちろん、異文化を理解する力を磨きながら自主性や自立心を高め、国際的な視野とを持った国際人を社会に輩出していく。
田中 真佑香さん
メディア情報学部 社会メディア学科 3年
言葉と積極性を磨いて視野が大きく広がった
私は幼い頃に4年間米国で暮らしていたこともあり、大学に入ったら留学したいと考えていました。東京都市大学の入学前にTAPを知り、すぐさま参加を決めました。語学準備講座で時間をかけて学んだことで、英語力も身についたと思います。寮のルームメイトの出身国はマレーシア、インド、米国、スウェーデン、オーストラリアと多国籍。英語が母国語ではない学生もいて、互いに悩みを相談したり、学び合う関係を築くことができました。また、TAP生が企画運営する日本紹介イベント「ジャパンフェスティバル」のリーダーに立候補し、大学側と交渉しながらイベントを作り上げた経験からも、大きな学びと自信を得ました。子これまで漠然と「海外で働きたい」と考えていましたが、TAPに参加したことで国際社会で求められるスキルの高さを痛感し、そのおかげで具体的な目標を設定できたのも収穫です。大学院を目指していますが、海外インターンシップも経験したいと考えています。
程田 昌明先生
国際部 部長
語学と専門力を兼ね備え自立した学生を送り出す
TAP参加者の約8割は海外渡航未経験のため、事前の留学準備研修会では危機管理も含めて丁寧に指導を行っています。また、滞在先の学生寮では日本人を1ユニットあたり1~2人に留めるなど、語学力を磨きながら日常的に他国の学生との交流を深めて、自主性を育てられる環境も整えています。成績などの条件を設けず、希望者は全員参加できる仕組みになっているので、熱意のある学生は大歓迎です。語学力と専門技術を持つ、いい意味で尖った学生を育てるためにサポートしていきます。
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