モザンビークにて現地農家と農作物の生育状況を確認する
設立:1987年
資本金:1,000万円
従業員:15人
本社:東京都台東区
事業分野:保険開発
募集職種:ホームページを参照
募集人数:若干名
住所:〒111-0056 東京都台東区小島2-18-15 御徒オオツカビル5階
TEL:03-5820-5450
Mail:contact@inter-techno.co.jp
HP:http://www.inter-techno.co.jp/
開発途上国のヘルスケアに貢献
国際テクノ・センターは保健医療専門の開発コンサルティング企業だ。この分野の優れた知見を持つスタッフを抱え、主に日本の政府開発援助(ODA)案件の実施を担う。 設立以来、約40カ国で120以上のプロジェクトや調査業務を実施。病院や保健センターの整備を内容とする有償・無償資金協力案件、保健システム強化や医療施設の運営改善を目的とする技術協力プロジェクトに数多く取り組んでいる。さらに保健医療分野のセクタースタディー、実施済み案件のフォローアップなどの業務も実施している。また最近はこれまでの経験を生かして、日本国内でも医療関連のコンサルティング業務に取り組んでいる。主な契約先は独立行政法人国際協力機構(JICA)および相手
国政府である。
海外展開を考える民間の要望にも応じる
同社のスタッフは日本のODA案件の開発コンサルタントとして、政府のODA大綱の考え方や、外務省、JICAのガイドラインにしたがって仕事を進めることは当然だが、日本の海外援助としてふさわしく、被援助国のヘルスケアに確実に貢献できる内容を主体的に考えながら日々業務に取り組んでいる。阿部一博・代表取締役は「最近、JICAは従来の海外援助だけでなく、民間企業の海外展開支援事業など民間セクターのプロジェクトを実施している。そこで、開発コンサルティング企業としての経験を生かし、海外展開を模索する中小医療機器メーカーの要望に応えたい」と話す。 採用は理系・文系を問わない。医療資格保持者はもちろん、民間企業経験者も歓迎する。
私のキャリアパス
埼玉県立大学 保健医療福祉学部 看護学科を卒業
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国立国際医療研究センターで臨床
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英国に語学留学
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長崎大学大学院 国際健康開発研究科を修了
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国際テクノ・センターに入社
現地の住民だけでなく行政の人ともかかわれる
人とかかわることが好きで、演劇の道を志していたことがあります。そのときにアルバイトしていた接骨院で人々の生活に密着できる看護師に興味を持ち、その後看護師の資格を取りました。臨床をしていた国立国際医療研究センターでは国際協力に関心を持つ有志サークルに所属し、バングラデシュやタイの難民キャンプにスタディーツアーで行きました。その経験の中で、保健の問題は保健だけでは解決しない、経済学や社会学、統計学なども必要だと思い大学院に行きました。そして国際テクノ・センターに就職しました。開発コンサルタントの仕事は、現地の住民と行政などマネージメントの両方にかかわれるのでやりがいがあります。ミャンマーのプロジェクトでは、寸劇を用いた保健教育に参加したんです。ミャンマー語のセリフを覚えるのは大変でしたが、現地の人に喜んでもらえたのがうれしかったです。
今後は栄養分野でも活躍したい
昨年12月まで、ミャンマーで「保健システム強化プロジェクト」に参加していました。病院スタッフに5S手法を用いた医療廃棄物分別の工夫や、院内感染対策の一環として手洗いポスター作製などを支援。また、病院では看護師を対象とした研修を定期的に行っているのですが、今までの講義中心から、演習やアイスブレーキングを取り入れるなど、興味を持って参加できるようにスタッフと知恵を出し合いました。5S活動の紹介を兼ねてフェイスブックページを立ち上げることにしたんです。看護師が活動の様子を投稿すると、ミャンマー中からたくさんの共感が集まり、他の地域の看護師も「私たちもこんなことをしています」と次々に投稿してくれたときにはプロジェクトをやっていて良かったと感じました。今後は「生活習慣病」など、栄養分野の考え方も取り入れて人々の健康に貢献したいと思っています。
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