㈱建設技研インターナショナル

 キリバス国ニッポンコーズウェイ改修計画

企業情報
 

設立:1999年
資本金:1億円
従業員:173人
本社:東京都江東区
海外拠点:マニラ、ウランバートル、イスラマバード、プノンペン
事業分野:水資源、防災、道路・橋梁・交通、環境、社会開発、上水道、下水道・排水、エネルギー
募集職種:技術職(開発コンサルタント)、社内システム職、総務人事職
募集人数:中途採用:随時募集 新卒採用:5〜7名
住所:〒136-0071 東京都江東区亀戸2-25-14立花アネックスビル
TEL:03-3638-2561
Mail:(新卒)shinsotsu@ctii.co.jp (キャリア)recruit@ctii.co.jp
HP:https://www.ctii.co.jp

 
水・道路分野を中心に質の高い技術を提供

 建設技研インターナショナルは、海外業務を専門に技術協力を行うコンサルタント集団だ。設立当初は「水分野に強いコンサルタント」として治水や水資源管理・防災などの分野で実績を伸ばしていたが、最近は道路も主力分野の一つとなっている。さらに、環境や都市インフラ分野にも注力し、上水道・給水、下水道・排水、資源循環などの事業に取り組む。同社はプロジェクトの調査・計画、設計、施工監理から人材の能力開発まで一貫した質の高いサービスを提供し、2018年4月には「ウランバートル市高架橋建設計画」で国土交通省より第1回JAPANコンストラクション国際賞を受賞するなど、高い評価を受けている。三つの重点分野を柱に、2025年までに売上高100億円を目標に揚げている。

理系文系問わず新環境を楽しめる人に

 こうした質の高い支援を支えているのは、各分野で豊富な現場経験と技術力を持つプロフェッショナルたちだ。同社では、入社後4年間はグループ会社の株式会社建設技術研究所(CTIE)に出向し、国内業務に従事する。そこでコンサルタントとしての仕事の基礎を学び、技術を磨く。「技術職への応募は、土木、農業土木、衛生工学、環境などを専攻している人に限りますが、その他の職種は全学部から応募できます。経済や経営工学を学ぶ文系の学生や、日本で学ぶ留学生の採用を増やしていく方針です。今後のグローバル展開を担っていける、多彩な強みを持った人材の入社を期待しています」と代表取締役社長・三品孝洋さん。「事業発展の要となるのが優秀な人材。新しい提案を生み出す能力のある、世界レベルの人材育成を目指します」

 

●社員の声 道路・交通部 金子 広資さん

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私のキャリアパス

日本大学理工学部 交通土木工学科を卒業

日本大学大学院 理工学研究科 社会交通工学専攻を修了

建設コンサルティング企業に入社

建設技研インターナショナルに入社

 
父の仕事にあこがれ同じコンサルタントに

 国際協力の道を目指したきっかけは、父の仕事が開発コンサルタントだったことです。高校1年の夏休みに一人でマレーシアを訪問したとき、父はクアラルンプールの都市開発業務に携わっていました。夕方になると交通渋滞で車はまったく動いていない状況で、排気ガスで気持ち悪くなりましたが、それを解決しようとする父の仕事にあこがれを持ち始めました。その後大学・大学院で交通計画を専攻し、父と同じ職業に就きました。日本は恵まれた環境下にありますが、それは先人がインフラ整備をしてくれたおかげなのです。「犯罪や病気が怖い」と海外に出ることを尻込みする人もいるかもしれませんが、インフラが整備され、賃金が増えれば途上国も日本のように豊かな生活が送れるようになります。後に続く人が出てくれるよう願っています。

問題を乗り越えた達成感は素晴らしい

 私が担当していたフィリピン・マニラ首都圏における主要国道の橋梁耐震化プロジェクト。地震大国であるフィリピンでは東日本大震災を受け、フィリピン全国の主要橋梁について健全度調査を実施。私は、現在計画されている高速道路などのプロジェクトを考慮し、対象橋梁の将来交通量を算出。経済分析及び事業承認の仕事を担当しました。この仕事ではいろいろな問題が発生しましたが、それをすべて乗り越えたときの達成感はなんともいえないものです。普段は和気あいあいと、しんどいときはチームワークで乗り切る仲間も大事です。自分の専門分野だけでなく関連する他分野の知識も必要なので、今後は知識を深め、統括・副統括の立場を目指したいです。

『国際協力キャリアガイド2019-2020』掲載
『国際協力キャリアガイド2018―2019』はこちら
『国際協力キャリアガイド2017―2018』はこちら

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