タイ国カセサート大学に留学したGSC 学生と同大日本語学科の学生
多角的な視野をもち高い語学力で地球社会の課題に挑戦
・4 つの専門領域から学ぶ
専門科目を選択するにあたり、コラボレーション、経済・ビジネス、メディア・空間情報、ソシオロジーの4 つの領域を横断して履修できる。貧困や格差など現代社会の課題に対し、広い視点で取り組むことができる。
・アジアが学びのフィールド
アジア(タイ、マレーシア)への半期の学部留学は地球社会共生学部のカリキュラムの柱。学生時代に、経済成長の中心ともいえるアジアのエネルギーを体感し、理解を深めることで、「体験知」を高める。
・英語の授業が充実
留学での学びを充実させ、将来世界で活躍できる英語力をつけるため、集中的な英語力強化を進めている。1 年次は10 段階のレベル別に分かれた少人数クラスでネイティブ講師による授業を週6 コマ行っている。
教えてくれた先生
桑島京子先生 地球社会共生学部 地球社会共生学科 教授
国際協力論、社会開発論が専門。途上国の発展する力に着目するキャパシティ・ディベロップメントを研究。
青山学院大学地球社会共生学部(GSC)では、国境を超える地球規模の課題に向き合い、より良い地球社会の創出に貢献する学生を養成することを目標にしている。そのために大きく「共生」をキーワードにして、コラボレーション領域、経済・ビジネス領域、メディア・空間情報領域、ソシオロジー領域の4つの専門領域を設けている。
GSCの特徴は、それら4つの領域をそれぞれ専門的に学ぶだけでなく、自分の興味や目指す進路に応じて、複合的に学べることにある。授業をオーダーメイドで選び、各専門領域の科目を組み合わせることで、オリジナルのカリキュラムを組むことが可能だ。また地球社会の課題に対応できるグローバル人材を育成するために、アジア地域への半期留学をカリキュラムに組み込んでいる。留学に向けた集中的な英語の授業に加え、異文化社会での実際の生活経験を通して、さらに実践的な英語力やコミュニケーション能力を身につけられる。
「留学では英語で専門科目を学び成長するアジアのエネルギーを体感することで、グローバルな視野と共生マインドが広がります。帰国後はその実体験をもとに、4領域の専門科目や演習を通じ、社会科学理論と方法への理解と知識を深めていきます」と桑島京子教授。情報があふれる現代社会だからこそ、体験知と理論知を兼ね備え、確かな判断力を持って活躍できる人材の育成を目指しているという。
学生さんに聞きました!
地球社会共生学部 3年 平井 紗優理さん
体験知を蓄積してジェンダー平等を目指す
子どものころにマザー・テレサやナイチンゲールなどの伝記を読み、強い女性、輝く女性への憧れを持つようになりました。そこからジェンダー平等や平和構築を主体として、国際協力への関心が高まっていき、もっと勉強したいと思うようになりました。 本学部では途上国に精通した先生が多く、現地での活躍実績を実例を交えて聞けることが魅力です。またタイやマレーシアへの留学がカリキュラムとして組み込まれており、聞くだけでない、“体験知”として自分に蓄積することができます。学部留学に向けたIELTSの受験も必須であり、語学力をアップさせるための準備も万全です。私はタイのカセサート大学で学びましたが、タイの人々の異文化への寛容さに触れ、ジェンダーの概念もしっかり持っていることに感銘を受けました。
取得可能な学位:学士(学術)
定員:190 人
学費:詳しくは、大学ホームページをご確認ください。
奨学金:あり
所在地:〒252-5258 神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1(相模原キャンパス)
Tel:042-759-6050
Mail:info@gsc.aoyama.ac.jp
HP:http://www.gsc.aoyama.ac.jp/
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