桜美林大学大学院 国際学研究科

大学院情報
学際的な教育・研究で国際協力全般にわたる基礎的な知識を身に付ける
国際協力機関やNGOなどでのインターンシップ参加が実践力に
国際協力経験があり、研究としてまとめたい社会人も積極的に受け入れ

取得可能な学位:修士(国際協力)

定員:10名(国際協力専攻)

学費:107万円(初年度納入金)

開講形態:平日昼夜・土曜(一部の授業)

奨学金:あり

〒194-0294 東京都町田市常磐町3758 Tel:042-797-1583(インフォメーションセンター)

 

 ここがポイント 

国際協力を体系的に学ぶ
桜美林大学大学院国際学研究科国際協力専攻では、国際的な視野に立ち国際社会の変化に柔軟に対応できる思考と対応力を併せ持った、国際協力分野での専門職業人や研究者を養成している。 同専攻の教育課程は講義科目と実習科目から成り、国際協力の「理論」と「実践」を体系的に学習できる。「理論」面では国際政治、国際法、国際関係といった科目はもとより、環境や移民、多文化共生などを幅広く学べる。「実践」の面では、国際協力機関や非政府組織(NGO)でのインターンシップなど、国際協力活動に参加する機会を数多く設けている。他の研究科の科目も受講できる自由度の高いカリキュラムで、自分の研究を多角的に掘り下げることが可能だ。同専攻は、青年海外協力隊やNGOなどで国際協力を経験した人や、開発コンサルタントなどの社会人も積極的に受け入れている。現場経験を研究成果として論文にまとめて、修士の学位につなげることができるのが強みだ。桜美林大学のモットーは「学而事人」(学んだことを人や社会のために役立てる)。この精神を受け継いだ学生は、国際協力をはじめさまざまな分野での活躍が期待されている。

在学生に聞きました

三神 憲一さん

国際学研究科国際協力専攻 修士課程 2年

 

任地からSkypeでゼミ国際人材育成を目指す

前職は私立大学の職員です。当時は大学におけるグローバル人材の育成が叫ばれ始めたころ。学生時代のフィリピン留学経験から、途上国での体験学習がグローバル教育に役立つのではないか、同時にグローバル教育をサポートする大学の職員のスキルアップも必要ではないかと思い、青年海外協力隊に参加しました。派遣先のジャマイカでは、環境教育と学校運営を手掛けました。帰国前に開始した外務省支援による新校舎建設プロジェクトが、もうすぐ終了します。 実は、本大学院に入学したのは協力隊の訓練に入る前で、ゼミには任地からスカイプで参加しました。現地の活動に関して先生からアドバイスをいただき、自分の活動を一歩引いた目で見ることができたのは収穫でした。主専攻は国際協力ですが、大学アドミニストレーション研究科の授業で大学経営も学んでいます。研究テーマは「大学における国際協力ボランティア活動の有用性について」。将来は海外の大学の立ち上げに携わることを目指します。

教授陣の声

鷹木 恵子先生

国際学研究科 教授

 

格差是正に重要なジェンダーの視点を学ぶ

国際協力や国際開発の分野ではジェンダーの視点が重要です。ジェンダーに配慮した国際協力により格差を是正し、現場の人たちが主体的に未来を選び取っていくことのお手伝いができればと思います。本学で学び、今は開発コンサルタントとして日本と母国の架け橋になっている元留学生の活躍を見ると、教師冥利に尽きます。国際協力への関わり方はさまざま。これからは会社をリタイアし、余生を社会に役立てたい皆さんとも共に学べることを期待しています。

『国際協力キャリアガイド2018-19』掲載
2017年のキャリアガイド『桜美林大学大学院』はこちら

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