<アイ・シー・ネット>
未来のために人、技術、情報をつなぐ

次世代を担う若手社員。熱い思いを持った新たな仲間を待っています

 

 POINT 
・アジア・アフリカ・中米で実績
・人材育成やネットワーク形成に注力
・中小企業海外展開支援事業も実施

 

アイ・シー・ネットは「世界の困っている人のために、世の中を良くしたい」という根源的な思いを原動力に、四半世紀にわたって政府開発援助(ODA)や民間企業の支援などに取り組んできた。同社の事業の柱は、①産業開発、ガバナンス、保健、農業、教育など幅広い分野で経験豊富な専門家が技術支援を行う「ODAコンサルティング事業」、②国際協力分野での活躍を目指す人を対象とする「国際協力研修・グローバル人材育成事業」、③開発途上国の新興市場でビジネスの立ち上げを志す起業家や中小企業を支援する「ビジネス・インキュベーション」、④日本企業のアジアやアフリカなどへの進出をサポートする「グローバルビジネス支援事業」̶̶の4つだ。
その中核となるODAコンサルティング事業では、特に人間・社会開発分野のリーディングカンパニーとして、相手国の発展段階に合わせた質の高いコンサルティングサービスを100以上の国々で提供してきた。同社のミッションは「世界中の人・技術・情報をつなぎ、革新的なソリューションによって、より良い未来のために世界を変革していく」こと。2013年からは、ビジネスを通じて貧困下にある人々の暮らしを改善することを目指す「40億人のためのビジネスアイデアコンテスト」を毎年開催。入賞したアイデアは、同社のネットワークやノウハウを活用し、次々と事業化されている。社ではコンサルタントを通年募集しているので、応募資格などはウェブサイトを参照のこと。

 

 企業情報 
<h5=”background-color:#48d1cc;”>設立:1993年
資本金:7000万円
従業員:158人
本社:埼玉県さいたま市
事業分野:海外事業に関わる総合コンサルティング事業、人材育成事業など
海外拠点:タイ、アメリカ、バングラデシュ、カンボジア、ベトナム

 採用情報 

募集職種:コンサルタント、若手スタッフ、グローバル人材育成事業スタッフ、グローバルビジネス支援事業スタッフ、ビジネスインキュベーション事業スタッフ(不定期で募集)
募集人数:若干名
募集人材:文系、理系、中途、学士、修士

 

 

 社員に聞きました! 

 

松本 幸敏(まつもと ゆきとし)さん
コンサルタント
(英オックスフォード大学大学院修了)

 

<これまでの主な担当プロジェクト>

・ミンダナオコミュニティ開発のための能力向上支援
・バンサモロの包括的能力向上(開発計画策定)

 

22歳

ノースウエスト航空に入社

30歳

(社)日本ユネスコ協会連盟に転職

 航空会社からNGOへ 

新卒で入った航空会社を辞めてタイに行った時、スラムや難民キャンプで活動するNGOの存在を知り、現地の人々と主体的に関わるNGOの活動に興味を持ちました。帰国後は、国連教育科学文化機関(UNESCO)に関連するNGO「日本ユネスコ協会連盟」に就職しました。

34歳

同カブール事務所所長を経てオックスフォード大学大学院に留学

 カブール時代 

NGOに入って2年後、アフガニスタンの首都カブールに事務所を開くことになり、所長として赴任。成人識字教室の運営や文化センターの立ち上げを指揮したほか、国際協力機構(JICA)のノンフォーマル教育案件の現地責任者を務めました。3年ほど現場を経験した後、紛争予防や平和構築における教育の役割について学ぶため、休職して英国の大学院に留学。UNESCOが日本政府の支援を受けて大規模な成人識字教育事業を実施することとなり、帰国後、UNESCOの任期付き職員としてカブールに戻り、再びアフガニカブール時代スタンの教育支援に携わりました。治安が悪化してテロなども相次ぎましたが、3年の契約を無事に終えて帰国。在籍していた早稲田大学大学院博士後期課程に戻りました。

36歳

早稲田大学大学院博士後期課程入学

37歳

UNESCO職員としてカブール事務所へ

41歳

アイ・シー・ネット入社

 現在 

当社にはスタッフとして入社し、すぐにフィリピン・ミンダナオのJICA案件で紛争予防配慮などを担当しました。
2年半後、コンサルタントになり、平和構築など主に業務に取り組んでいます。

 

印象深いプロジェクトや業務は?

ミンダナオでイスラム勢力の軍事キャンプ付近の村の調査をしたとき、住民が涙ながらにかつて村で起こった激しい戦闘のことを話すのを聞いて、同地の平和に貢献したいと改めて強く感じました。私は、平和構築分野の研究開発を行うグループのリードコンサルタントを務めています。同グループでは、ミンダナオにカカオを中心としたモデル農場の開設を進めており、紛争の影響を受けた人々や元戦闘員たちの生計向上、雇用創出により、平和構築を目指しています。 当社は、こうした取り組みを積極的に支援してくれますので、企画を考えるのが楽しいですね。

この仕事を目指す読者へ一言

平和構築の支援はすぐには結果が出ませんし、危険も伴いますが、やりがいはひとしおです。ODAに参画するとともに、ミンダナオのカカオ農園のように、自社として平和構築に貢献する新しいアプローチを生み出すことが、当社の平和構築分野の目標です。フレッシュなアイデアを持って、この仕事に飛び込んでほしいですね。

 

<Company Data>

アイ・シー・ネット(株)
代表者 代表取締役社長 多田盛弘
〒330-6027 埼玉県さいたま市中央区新都心11-2明治安田生命さいたま新都心ビル27階
TEL 048-600-2500 Email saiyo@icnet.co.jp

 

『国際協力キャリアガイド2017-18』掲載
『国際協力キャリアガイド2019―2020』はこちら
『国際協力キャリアガイド2018―2019』はこちら

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