羅針盤 「成果重視」の契約方式へ 開発コンサルタントの育成を|羅針盤 主幹 荒木光弥 スピードとタイミング もう20年前になるだろうか。ワシントンの米国国際開発庁(USAID)の紹介で、10社近い援助関係の開発系コンサルタント会社のトップとインタビューした。その時、包括的で長期的なコンサルティング契約方式のIQC(Indef... 2015.09.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 円借款のインフラ輸出 総合戦略で国際競争力を|羅針盤 主幹 荒木光弥 いびつな構成 「8:1:1」という表示は、わが国の政府開発援助(ODA)予算規模を表したものである。8とは円借款が全体予算の80%を占めていることを示すもので、日本のODAがいかにいびつな内容になっているかが分かる。残る1とは10%のことで... 2015.08.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 AIIBに潜む中国の戦略 パックス・アメリカーナへの挑戦か|羅針盤 主幹 荒木光弥 シルクロード経済圏構想 過去2年半ほど中断していた第33回の「日中経済知識交流会」が4月16日から2日間、神戸で開催された。この交流会は1980年代に大平正芳首相、稲山嘉寛経団連会長の連携下で、大来佐武郎元外相が日本側の代表窓口になって創設... 2015.07.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 懸念されるインフラ輸出戦略 アジア連携型インフラ戦線のすすめ|羅針盤 主幹 荒木光弥 不人気のSTEP円借款 アジア開発銀行(ADB)の試算によれば、今後10年で8兆ドルというアジアの巨大なインフラ需要が見込まれている。目下、話題沸騰の中国提唱によるアジアインフラ投資銀行(AIIB)も、そのインフラ需要を見込んだものである。... 2015.06.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 アジアインフラ投資銀行と援助思想 漂流する民主主義|羅針盤 主幹 荒木光弥 中国の挑戦 中国の提唱するアジアインフラ投資銀行(AIIB)は3月初旬頃から国際報道の花形となった。主な論点は大きく言って3つに絞られる。 (1)日米主導で設立したアジア開発銀行(ADB)と対比する形で、AIIBの新しい役割にスポットを当て... 2015.05.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 官民連携の新たな進化 中小企業海外展開支援|羅針盤 主幹 荒木光弥 試行錯誤の3年 新しい開発協力の実施思想は「連携」である。これは、去る2月に閣議決定された第3回「開発協力大綱」に明記されている。 そこで、唯一の実施機関である国際協力機構(JICA)は、これにどう組織対応しているのか、衆目の集まるところで... 2015.04.01 羅針盤荒木光弥