荒木光弥

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日本のミャンマー外交の売り物は 少数民族地域での麻薬撲滅協力|羅針盤 主幹 荒木光弥

最大の願いは民族統一 民主化に向かうミャンマー開国の波紋が広がっている。 これまで厳しく対処してきた欧米、日本などは一転してミャンマー詣でが忙しくなるばかり。その一方で、鎖国状態の間にミャンマーの豊富な地下資源や経済権益を占有しようと蠢いて...
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企業の求めるグローバル人材 期待される青年海外協力隊|羅針盤 主幹 荒木光弥

多民族適応型人材 経産省とJICA(青年海外協力隊事務局)主催による公開セミナー「企業が求めるグローバル人材」が昨年12月、東商ホールで開催された。基調講演は三菱商事会長の小島順彦氏による「日本の創造に向けて~求められるグローバル人材」であ...
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新年の提言 “売れる円借款”改革|羅針盤 主幹 荒木光弥

“ミスター円借款”の昔話 賀正 新年号で一般の読者にとって難解かもしれない円借款特集を組んだのは初めてのことである。 その訳は、これからのODAにとって円借款がいかに重要であるかを意味しているからである。今や、一般会計(税金)に依存する無償...
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新しい援助の潮流 BeyondAid「援助を超えて」|羅針盤 主幹 荒木光弥

「官民連携」は日本が元祖 「BeyondAid」(援助を超えて)が伝統的な援助国の新しい潮流として注目されている。 去る9月14日、ジョージワシントン大学で世銀のゼーリック総裁が講演したテーマは「BeyondAid」だった。同じ頃、英国とド...
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“科学技術立国”と“科学技術外交” そこに新領域をつくれ、日本のODA|羅針盤 主幹 荒木光弥

グローバル・パワー 「日本の科学技術外交」という題名の講演会が、本田財団主催で開かれた。講演者は、最近話題の「国家の勢い-技術の“坂の上の雲”モデル」(NTT出版)を書いた薬師寺泰蔵氏である。 科学技術政策を論じると、すぐに談論風発する人物...
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DAC理論を覆した中国の開発輸入 外圧で死滅したグローバル人材|羅針盤 主幹 荒木光弥

注目される中国の輸入力 南沙諸島、西沙諸島をめぐる中国とベトナム、フィリピンとの争いも、ASEANを介在させながら一時的かもしれないが、小康状態に入った。その決め手は、貿易をはじめとする経済協力のようである。なにしろ中国の2010年の輸入総...
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