羅針盤 前代未聞のJICA資金ショート事件 ODAを支える者たちを泣かしてはならない|羅針盤 主幹 荒木光弥 実態は不明国際協力機構(JICA)に前代未聞の資金ショートが昨年9月頃から発生し、その事実が10月、11月、12月で顕在化して、週刊誌『サンデー毎日』が12月17日号で「国際協力機構“資金不足”に?―“受注60億円減る”業界団体悲鳴」と初め... 2018.03.01 羅針盤
羅針盤 「今のODAはもう古い」 新しい市民感覚による再構築を|羅針盤 主幹 荒木光弥 日本発信の国際協力新年おめでとうございます。昨年は本誌創刊50周年を記念して、「変わりゆく世界とこれからの国際協力」というテーマで小論文コンテストを催した。応募してきた論文には、変わらなければならない国際協力への市民感覚が詰め込まれていた。... 2018.01.01 羅針盤
羅針盤 世界経済をリードする国は米国か中国か 世界はどう見ているか|羅針盤 主幹 荒木光弥 中国の経済大国観中国の習近平国家主席(総書記)は、10月18日に開幕した中国共産党大会で「総合的な国力と国際影響力で世界をリードする国家になる」という方針を打ち上げた。たとえば、米中の国内総生産(GDP)を世銀の2016年ベースで見ると、世... 2017.12.01 羅針盤
羅針盤 ODAの回帰現象 定まらぬ旅路|羅針盤 主幹 荒木光弥 日本のタイド援助への批判本号は通巻732号で創刊50周年目の「羅針盤」である。このコラムは、「南と北」、「From the Editor」、「森羅万象」と名称を変えながら50年近く続いている。その字数を概算すると1,000万字以上に及んでい... 2017.11.01 羅針盤
羅針盤 「官民連携」が求められる新たな「ソフトインフラ」部門|羅針盤 主幹 荒木光弥 新しい連携の動き最近、ODA(円借款)を活用した政府の「経済協力インフラ輸出戦略」に新しい動向が見え始めた。そこで、本号ではそうした動きに焦点を当ててみたい。それはインフラ輸出、またODAの新たな進化を意味しているかもしれない。7月18日付... 2017.10.01 羅針盤
羅針盤 「ODAの歴史考察」 中国に壊された伝統的援助の世界|羅針盤 主幹 荒木光弥 欧米にバッシングされた日本「ODAの歴史考察」。これは、筆者が塾頭を務める「ARAKI-JUKU」で取り上げたテーマである。日本は、戦後間もない1954年頃から太平洋戦争の賠償援助を東南アジアへ向けて開始する。援助の原点がここにあった。その... 2017.09.01 羅針盤