長崎大学大学院 熱帯医学・グローバルヘルス研究科

 
大学院情報
世界の医療課題に立ち向かう臨床医、実務者、研究者を育成
現場を知る人を育てるための海外での研修・実習が充実
英ロンドン大学など海外と連携ジョイントディグリーも
 

取得可能な学位:修士・博士

定員:修士37人・博士10人(ロンドン大学とのジョイントディグリー専攻5名含む)

学費:入学金:入学金28万2,000円、授業料53万5,800円(ジョイントディグリー専攻はHP参照)

奨学金:あり

所在地:〒852-8523 長崎県長崎市坂本1-12-4
Tel:095-819-7583

 

 ここがポイント 

世界の健康に貢献する人材を

 熱帯医学・グローバルヘルス研究科は2015年、世界の健康問題の解決を目指す「グローバルヘルス領域」で活躍できる人材の育成を目的に開校した。臨床経験のある医師を対象にした「熱帯医学」、実務専門家を育てる「国際健康開発」、研究者を育てる「ヘルスイノベーション」の3コースがあり、国際健康開発、ヘルスイノベーションでは人文社会学系の学生も積極的に受け入れている。授業はすべて英語で行われ、国際健康開発コースは2年次に約8カ月の海外研修を実施。熱帯医学コースはフィリピンの病院での実習を取り入れるなど、実践重視のカリキュラムが特徴だ。新たな試みにも積極的に取り組んでいる。2017年10月には、東京の国立国際医療研究センター内にサテライトキャンパスを開設し、遠隔講義を活用した修士課程における社会人の受け入れをスタート。同キャンパス内には持続可能な開発目標(SDGs)に関する政策提言などを目的としたセンターを設置し、2018年4月からセミナー「よくわかるSDGs講座シリーズ」を実施している。さらに、2018年4月(10月学生受け入れ)は博士後期課程を設置。国内の諸機関に加えて、グローバル・ヘルスの分野で世界をリードするロンドン大学衛生・熱帯医学大学院とも連携している。

在学生に聞きました

 
 
 
 

猪狩 友美さん

国際健康開発コース 2年

 
 
 
 

西アフリカの保健課題知識を身に付け再挑戦

 大学時代は社会学を学びましたが、アジアやアフリカの文化論を勉強するうちに現場を見たいと思うようになり、バックパックで東南アジアを旅行。卒業後は青年海外協力隊に参加し、アフリカのベナンに村落開発普及員として派遣されて、学校保健に携わりました。しかし約2年間の活動では、語学力や知識の不足から自分が思うように活動できなかったことが心残りだったのです。帰国後、在外公館派遣員として再度ベナンで働き保健の重要性を再認識したこともあり、本校への進学を決めました。本校の魅力は、自分の意欲次第で学問にとどまらず、多くのことを学べる点です。アフリカやアジアからの留学生も多く、コミュニケーションを通じて言葉や現地の保健情勢などを知ることもできます。海外研修もあり、私は昨年10月からはベナンとセネガルに計8カ月滞在しました。卒業後は、ベナンやセネガルなど、フランス語圏アフリカで保健の分野に携わっていきたいと思います。

教授陣の声
 

 
 
 

菊地 太郎先生

熱帯医学・グローバルヘルス研究科 教授

 
 
 
 

長崎での学びを、世界の健康問題の解決に活かす

 開発協力の面から世界の健康問題に対処するには、感染症、母子保健、最近では生活習慣病などの理解だけでなく、公衆衛生政策や国民皆保険を基盤とした日本の保健医療サービス体制が国民の健康改善に貢献してきた歴史や経緯を把握することも必要です。私の担当科目では日本人学生、留学生が肩を並べて、国際保健医療協力における世界の潮流や日本の対応を学んでいます。これに、長崎の地域医療の現状も加えて、開発途上国の保健医療課題の解決を考えることを重視する方針です。

『国際協力キャリアガイド2018-19』掲載
2017年のキャリアガイド『長崎大学大学院』はこちら

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