地元企業と連携しグローバル人材を育成
<北海学園大学>


北海学園大学


 北海学園大学は、明治時代に北海道における開拓者の育成を目的に設立された北海英語学校をルーツとする道内最大の私立総合大学だ。1952 年に建学されて以来、「開拓者精神の涵養」を理念に掲げた教育を行い、これまで北海道の企業や自治体などに数多くの人材を輩出してきた。

 そんな同大学では、1981年に国際交流をスタート。カナダ・レスブリッジ大学をはじめとする世界10の大学と協定を結び、教員・学生の派遣を行っている。さらに、近年は、北海道の地元中小企業と連携しながら、学生の「国際ビジネスで通用する力」を養うさまざまな活動を展開しているのが大きな特徴だ。

 その一つが、北海道の企業が参加する国際展示商談会に学生を通訳として派遣する取り組みだ。2014年度の開始以来、シンガポールやタイ、米国などでの展示商談会に延べ40人を派遣している。

 また、経営学部では、カナダのブロック大学に学生を3週間派遣する「海外総合実習」も実施。このプログラムでは、学生たちは事前に北海道内の企業研究を行い、その内容をカナダの地元企業にプレゼンするというユニークな活動も行う。

 同学部はこのほか、タイのカセサート大学で海外ビジネスに関するワークショップの開催や、シンガポール企業へのインターンの派遣なども実施。企業の海外展開に貢献する次世代の開拓者の育成を目指す。

『国際協力キャリアガイド2017-18』掲載
#国際協力分野でキャリアアップする #北海学園大学

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