羅針盤 太平洋観光とODA 開発と環境の両立に挑戦|羅針盤 主幹 荒木光弥 貴重な外貨収入源今月のテーマは途上国の「観光開発と政府開発援助(ODA)」である。“売り物”の少ない開発途上国にとって、観光による外貨収入は非常に貴重だ。一番良い例がエジプトである。先祖の残した巨大ピラミッド群が観光事業という形で貴重な外貨... 2022.12.01 羅針盤
羅針盤 自民党の国際協力政策への提言 ロシアのウクライナ侵攻が大きな衝撃に|羅針盤 主幹 荒木光弥 JICA議員連盟の提言政治家(国会議員)の現下の国際情勢を背景にした新たな国際協力政策を、二つの自民党議員グループが提言している。今回はそれを追跡しながら、政治家の今日的な世界観を探求してみたい。提言の背景には、言うまでもなくロシアのウクラ... 2022.11.01 羅針盤
羅針盤 TICAD番外編の夢 アフリカとインド太平洋との連携|羅針盤 主幹 荒木光弥 アフリカ医療協力第8回アフリカ開発会議(TICAD8)が8月27、28日にチュニジアの首都チュニスで開催された。2019年に横浜で開催されたTICAD7は、「技術、イノベーション」が主なテーマであった。その前、2016年にケニアで開催された... 2022.10.01 羅針盤
羅針盤 ASEANからのアングル 自由で開かれたインド太平洋構想|羅針盤 主幹 荒木光弥 インド首相も驚嘆する構想今回は安倍晋三元首相を追悼し、同氏の掲げた「自由で開かれたインド太平洋構想」と、その重要な構成国家群と想定されている東南アジア諸国連合(ASEAN)との関係に焦点を当てながら、同構想の在り方を展望してみたい。去る8月... 2022.09.01 羅針盤
羅針盤 戦時下のウクライナへ経済協力 「ODA大綱」との整合性を考える|羅針盤 主幹 荒木光弥 戦時下の財政援助小国ウクライナが大国ロシアに毅然と立ち向かっている。それは、燃えさかるナショナリズムの炎のようである。その戦う姿には、かつて米国に勇猛果敢に立ち向かったベトナムを彷彿とさせるものがある。あの時代は、米国と戦うベトナムをロシア... 2022.08.01 羅針盤
羅針盤 第8回アフリカ開発会議の論点 「質高成長」「人間の安全保障」「能力向上」|羅針盤 主幹 荒木光弥 歴史の都市チュニス開催第8回アフリカ開発会議(TICAD8)が8月27、28日の両日、サハラ以北の地中海に面したチュニジアの首都チュニスで開催される予定だ。アフリカでの開催は2016年のケニアに続く2回目である。アフリカ開発会議は1993年... 2022.07.01 羅針盤