荒木光弥

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ASEANの今日的な力量 米中のつば迫り合いを展望|羅針盤 主幹 荒木光弥

中国の浸透スピード 「自由で開かれたインド太平洋構想」は、日本だけの特許ではない。米国、オーストラリア、そして中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)もそれぞれの思惑でインド太平洋構想を描いている。その思惑を包み込む「厚い皮」の部分が米国、日...
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進化すべき日本とASEAN 巨大化する中国への懸念|羅針盤 主幹 荒木光弥

日本とASEANの事始め 謹賀新年。本号ではベトナム戦争中の1967年8月に結成された東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本との経済協力関係史を追跡しながら将来を考えてみたい。巨大化する中国の存在を前にして、戦略的に思考すべき問題である。 ...
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TICAD番外編の夢 アフリカとインド太平洋との連携|羅針盤 主幹 荒木光弥

アフリカ医療協力 第8回アフリカ開発会議(TICAD8)が8月27、28日にチュニジアの首都チュニスで開催された。 2019年に横浜で開催されたTICAD7は、「技術、イノベーション」が主なテーマであった。その前、2016年にケニアで開催さ...
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戦時下のウクライナへ経済協力 「ODA大綱」との整合性を考える|羅針盤 主幹 荒木光弥

戦時下の財政援助 小国ウクライナが大国ロシアに毅然と立ち向かっている。それは、燃えさかるナショナリズムの炎のようである。その戦う姿には、かつて米国に勇猛果敢に立ち向かったベトナムを彷彿とさせるものがある。 あの時代は、米国と戦うベトナムをロ...
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第8回アフリカ開発会議の論点 「質高成長」「人間の安全保障」「能力向上」|羅針盤 主幹 荒木光弥

歴史の都市チュニス開催 第8回アフリカ開発会議(TICAD8)が8月27、28日の両日、サハラ以北の地中海に面したチュニジアの首都チュニスで開催される予定だ。アフリカでの開催は2016年のケニアに続く2回目である。 アフリカ開発会議は199...
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経団連の政府への要望 戦略的インフラシステムの海外展開 期待されるODA分野|羅針盤 主幹 荒木光弥

ファイナンス支援強化 (一社)日本経済団体連合会(経団連)は、3月15日付けで「戦略的なインフラシステムの海外展開に向けて」という2021年度版の日本政府への提言を公表した。全体としては、言うまでもなく経済界、民間企業の立場からの厳しい提案...
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