荒木光弥

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円借款協力の実像を追って 貸付残高12兆3,000億円|羅針盤 主幹 荒木光弥

地域的な信頼関係の証 日本政府は7月20日、新型コロナウイルスの“感染対策外交”として、90カ国にも及ぶ開発途上国に対し、機材を中心に医療支援(無償資金協力ベース)を行うことを明らかにした。これを高く評価する人びとは、中国の「マスク外交」よ...
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JICAの歴史的快挙 職員出身の副理事長誕生|羅針盤 主幹 荒木光弥

失われた既得権益 臥薪嘗胆すること70年あまりと言えば、少々大げさな言い方かもしれないが、去る5月、国際協力機構(JICA)に待望のプロパー(職員)出身の副理事長・山田順一氏が、理事昇格という形で誕生した。 とにかく、今回の人事はJICAと...
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新型コロナをめぐる米中対立 人類の英知集めたウイルス研究所を|羅針盤 主幹 荒木光弥

怒りのターゲット 人類は見えない敵・新型コロナウイルスになすすべもなく翻弄されている。人類は宇宙へロケットを飛ばし、最悪のケースとして大量殺戮を可能にする原子爆弾を創り出す科学レベルに達しても、人類の同居人とも言うべき厄介者のウイルス研究を...
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新型コロナウイルスの衝撃 中国はもっと責任感を持て!|羅針盤 主幹 荒木光弥

求められる中国の公開性 貧困は人類の敵だと言われてきたが、今は人間には見えない新型コロナウイルスが人類の敵として現れ、人間社会を震撼させている。人類はこれをどう克服できるのか。私たちは厳しい試練に立たされている。かつて人類史上で最も猛威を振...
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開発コンサルタントはJICAの影武者ではない|羅針盤 主幹 荒木光弥

上意下達的な態度 今回は、政府開発援助(ODA)事業を支える屋台骨とも言える開発コンサルティング企業の経営的な悲鳴に耳を傾けてみたい。このグループが経営的困窮ないし経営破綻すると、日本のODA事業が成り立たないと言っても過言ではない。 世間...
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途上国援助“第3の波” 来日する途上国労働者の研修|羅針盤 主幹 荒木光弥

新たなODA論争 周知のように、日本の人口減少は止まらない。その影響は建設現場での人手不足にとどまらず、全国各地の中小企業をはじめ農業分野、社会福祉分野にまで広がっている。 政府によると、中小企業の休廃業・解散件数は増加傾向にあって2018...
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