荒木光弥

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「温故知新」のODA中国写真展 気になる中国青年たちの現状認識|羅針盤 主幹 荒木光弥

3兆2,000億円余の対中円借款 中国への政府開発援助(ODA)は「改革開放」を支援することから始まり、2021年度末をもってすべて終了することになった。そうした中で、1979年2月から始まった対中ODAの40年目という節目となった2019...
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JICAの機構改革を考える SDGsと真の国益との谷間で|羅針盤 主幹 荒木光弥

改革のビジョン 謹賀新年。 新年に際し、2020年以降の政府開発援助(ODA)を占う意味で、ODA総本山の国際協力機構(JICA)の機構改革に言及してみたい。 JICAはどういう思想で機構改革を行おうとしているのか判然としないが、基本的な考...
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岐路に立つアフリカ開発会議 「官」から「民」への移行は可能か|羅針盤 主幹 荒木光弥

過熱するアフリカへの関心 国際協力の分野にとって、今年最大のイベントは8月末に横浜で開催された第7回のアフリカ開発会議(TICAD7)であろう。そこで、アフリカへの世界の関心度を測るために世界のアフリカ開発会議の歴史を追ってみよう。外務省の...
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経済協力史に見る日韓関係 日本にとって宿命的な朝鮮半島|羅針盤 主幹 荒木光弥

対韓経済協力の歴史 日韓関係が紛糾している。それは今に始まったことではない。そして、いつの場合でも、経済問題であっても、日本の軍国主義時代の「慰安婦」や「徴用工」問題が引き出され、現代日本を精神的に脅迫している。そして日本は譲歩を余儀なくさ...
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タイド/アンタイドの谷間で揺れるインフラ輸出と円借款協力|羅針盤 主幹 荒木光弥

不安定な国際入札 アフリカ円借款協力で国益と援助本来の目的との谷間で悩ましき葛藤が生まれている。 その援助案件はアフリカA国とB国を結ぶ国際的な国境橋建設である。これへの円借款協力は、基本的にアンタイド(ヒモ付きなし)。しかし、アンタイドに...
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世界最悪のアフリカ難民 問われる欧州の歴史的責任|羅針盤 主幹 荒木光弥

最大の東アフリカ難民 第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が8月、横浜で開催された。会議ではどうしたらアフリカは発展するかが議論されたが、現実には避けて通れない悲しい現実がアフリカにはある。それは際限なく続く難民の波だ。この波は今、津波と...
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