羅針盤

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中東でのODA賛歌 知られざる日本の遺産|羅針盤 主幹 荒木光弥

親日国ヨルダン 欧米に続いて日本のジャーナリストも2月1日早朝(日本時間)、無念にもシリアで「イスラム国」を名乗る武装集団に殺害された。残念でならない。 今回、日本のジャーナリストとの人質交換交渉で、日本人の注目を集めたのがシリアの隣国ヨル...
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憲法の精神と開発協力 軽率な「ODAの軍事転用」論|羅針盤 主幹 荒木光弥

政治利用されたODA大綱 第3回「ODA大綱」はその名称も変えて「開発協力大綱」へと改定された。 ところが、昨年6月27日付の朝日新聞は4段大見出しで「軍にODA解禁提言―中国牽制、民生からの転換」と打ち上げ、その解説では「集団的自衛権と一...
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南北の潮目が変わる! 新興国に呑み込まれる先進国|羅針盤 主幹 荒木光弥

6億人の東南アジア市場 謹賀新年 昨年11月24日に久しぶりでバンコクを訪ねた。今回の目的は、政府開発援助(ODA)60周年記念セミナー「タイ日協力の歩みとこれから」(国際協力機構(JICA)タイ事務所主催)に出席することだったが、もう一つ...
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PPPインフラの落とし穴 国際入札で不利になる日本企業|羅針盤 主幹 荒木光弥

古色蒼然としたDAC基準 開発援助における「官民連携」(PPP)インフラ事業は、少しずつ市民権を得ているようだ。だが、国際的にはまだ揺籃期にあると言えるかもしれない。 NGOからは、あれは援助ではなく、単なる民間投資促進ではないかという声も...
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還暦を迎えたODA 「財力」援助より「知力」援助を|羅針盤 主幹 荒木光弥

新しい援助秩序を求める新興国 60周年を迎えた日本の政府開発援助(ODA)。まさに「ODAの還暦」である。 還暦は多くのサラリーマンにとって、定年退職という人生の大きな節目を意味する。気力ある人たちは、残りの人生に向かって、第2の設計を模索...
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日本の援助史に見る「国益」と「国際益」の変転|羅針盤 主幹 荒木光弥

悲願の国益第一号 今年は日本が1954年にコロンボプランという国際援助組織に加盟してから60周年に当たる。これをもって日本の政府開発援助(ODA)の嚆矢としている。 コロンボプランは、1950年に当時のセイロン(現スリランカ)の首都コロンボ...
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