羅針盤

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前代未聞のJICA資金ショート事件 ODAを支える者たちを泣かしてはならない|羅針盤 主幹 荒木光弥

実態は不明 国際協力機構(JICA)に前代未聞の資金ショートが昨年9月頃から発生し、その事実が10月、11月、12月で顕在化して、週刊誌『サンデー毎日』が12月17日号で「国際協力機構“資金不足”に?―“受注60億円減る”業界団体悲鳴」と初...
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「今のODAはもう古い」 新しい市民感覚による再構築を|羅針盤 主幹 荒木光弥

日本発信の国際協力 新年おめでとうございます。 昨年は本誌創刊50周年を記念して、「変わりゆく世界とこれからの国際協力」というテーマで小論文コンテストを催した。応募してきた論文には、変わらなければならない国際協力への市民感覚が詰め込まれてい...
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“信頼は国の宝” インフラ輸出と円借款|羅針盤 主幹 荒木光弥

先祖返りの円借款 (一社)海外コンサルタンツ協会(ECFA)の新年会が1月10日に催された。まず慣例通り、国交省、経産省、外務省の順で関係省の挨拶から始まる。今年は各省ともに口をそろえてインフラ輸出を強調し、その輸出振興にとって政府開発援助...
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「歌を忘れたカナリヤ」か JICAは本命の人づくりを忘れていませんか|羅針盤 主幹 荒木光弥

インフラとマンパワー 国際協力機構(JICA)の円借款部門は、政府のインフラ輸出戦略に応じようと、その有望案件探しに四苦八苦の有り様だ。 そのために、にわか仕込みの案件調査を懸命に続けているようだが、有望な案件はそう短兵急には発掘されるもの...
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米国のトランプ現象は対岸の火事でない グローバル化政策への警鐘か|羅針盤 主幹 荒木光弥

先進国の貧富の格差 謹賀新年。 今年は米国のトランプ現象を引きずりながらの年明けになった。日本にとってもかなり厳しい新年になりそうだ。それは日本が戦後、自由貿易を国是としてきた“グローバル化政策”に警鐘が鳴らされているからである。 トランプ...
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