羅針盤 “覚悟”なき政府のアフガン支援 50億ドルは“外交的見せガネ”か|羅針盤 主幹 荒木光弥 膠着状態 アフガニスタンの米軍は、一部を残して撤退することになった。こうした光景はこの国の長い歴史の中で幾度ともなく繰り返されてきた。 2001年の9・11のテロ事件以来、米国はテロ撲滅を誓い、テロ潜伏地とみられるアフガンのタリバン政府を攻... 2011.02.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 政府開発協力の国民的浸透を考える鍵握る「社会的リーダー層」|羅針盤 主幹 荒木光弥 謹賀新年 昨年は事業仕分けで明け暮れした感じであった。民主党政権の言い分では、それぞれの開発協力(ODA)の意義は認めるが、その予算の遣い方が問題であるという。私たちにとって意義が認められたということは政策的価値が認められたことになるので、... 2011.01.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 開発協力の戦略的な活用を 予算の削減に歯止めをかけよう|羅針盤 主幹 荒木光弥 ODAの聖域とは 時のたつのを恋しく思う昨今だが、もう12月号の羅針盤を書いている。今年の途上国援助の世界は、民主党政権の事業仕分けに始まって、第3弾の仕分けで終わることになりそうだ。 たしかに援助実施面での反省すべき点、改善すべき点は長年... 2010.12.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 「開発プロフェッショナリズム」の退潮 コンサルタントの大いなる悩み|羅針盤 主幹 荒木光弥 新成長戦略と開発協力 ECFA(海外コンサルティング企業協会)の新会長に就任した草野干夫氏(システム科学コンサルタンツ社長)は、新しいビジョンとして開発コンサルタントの“プロフェッショナリズム”の高揚を強調し、「われわれはプロフェッショナル... 2010.11.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 日本のASEAN重視のすすめ 地政学にもとづく戦略的援助|羅針盤 主幹 荒木光弥 政府開発援助と国益 政府開発援助(ODA)に対する世間の関心度は、この不況下でますます低下傾向にある。 岡田外相の意向をくんだ外務省のODA改革報告書「開かれた国益の増進」はこの際、これまで人びとに悪い印象を与えてきたODAという言葉を反故... 2010.10.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 ODA改革構想の官民比較 一省プランvs民間版提言|羅針盤 主幹 荒木光弥 改革の担い手は政治家 「ODA改革―5つの提言」の最終報告会が7月28日夜遅くまで政策研究大学院大学(通称GRIPS)で開催された。会合には、外務副大臣から政権中枢の内閣官房副長官へ移動した福山哲郎氏、佐渡島志郎氏(外務省国際協力局長)が特... 2010.09.01 羅針盤荒木光弥