羅針盤

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世界の援助体制を展望 夢に消えた日本の援助省構想|羅針盤 主幹 荒木光弥

先進各国の援助体制 本誌『国際開発ジャーナル』2023年1月号では、本誌論説委員であり政策研究大学院大学の教授を務める大野泉氏が「開発協力と安全保障問題」を解説した。米国、英国、ドイツなどの3D(Defense、Diplomacy、Deve...
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ASEANの今日的な力量 米中のつば迫り合いを展望|羅針盤 主幹 荒木光弥

中国の浸透スピード 「自由で開かれたインド太平洋構想」は、日本だけの特許ではない。米国、オーストラリア、そして中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)もそれぞれの思惑でインド太平洋構想を描いている。その思惑を包み込む「厚い皮」の部分が米国、日...
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進化すべき日本とASEAN 巨大化する中国への懸念|羅針盤 主幹 荒木光弥

日本とASEANの事始め 謹賀新年。本号ではベトナム戦争中の1967年8月に結成された東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本との経済協力関係史を追跡しながら将来を考えてみたい。巨大化する中国の存在を前にして、戦略的に思考すべき問題である。 ...
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太平洋観光とODA 開発と環境の両立に挑戦|羅針盤 主幹 荒木光弥

貴重な外貨収入源 今月のテーマは途上国の「観光開発と政府開発援助(ODA)」である。“売り物”の少ない開発途上国にとって、観光による外貨収入は非常に貴重だ。一番良い例がエジプトである。先祖の残した巨大ピラミッド群が観光事業という形で貴重な外...
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自民党の国際協力政策への提言 ロシアのウクライナ侵攻が大きな衝撃に|羅針盤 主幹 荒木光弥

JICA議員連盟の提言 政治家(国会議員)の現下の国際情勢を背景にした新たな国際協力政策を、二つの自民党議員グループが提言している。今回はそれを追跡しながら、政治家の今日的な世界観を探求してみたい。 提言の背景には、言うまでもなくロシアのウ...
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TICAD番外編の夢 アフリカとインド太平洋との連携|羅針盤 主幹 荒木光弥

アフリカ医療協力 第8回アフリカ開発会議(TICAD8)が8月27、28日にチュニジアの首都チュニスで開催された。 2019年に横浜で開催されたTICAD7は、「技術、イノベーション」が主なテーマであった。その前、2016年にケニアで開催さ...
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