羅針盤 民主党政権に見るNGO重視度 欧米社会に見るNPOの存在感|羅針盤 主幹 荒木光弥 市民感覚的連携か 民主党政権の誕生で政府の開発協力政策でもNGOの現場経験に基づく意見が尊重されるようになった。それは、6月末に公表されたODA改革300日プランにも反映されている。こうした傾向は自民党政権下では見られなかった。岡田外相はO... 2010.08.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 “外向き”の若者たちがいた 日本の援助史から何を学ぶのか|羅針盤 主幹 荒木光弥 国際人の卵たち 最近、私は若い人たちとの二つの出会いで、霧のかかっていた心に晴れ間が見え始めている。 一つは、早稲田塾での講義。もう一つは京論塾での講演。 早稲田塾の方は大学進学予備校ではあるが、学生たちの将来を見越して国際人としても活躍で... 2010.07.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 “ODA聖域”の完全破壊か 狙い撃たれたJICA仕分け|羅針盤 主幹 荒木光弥 “革命裁判”のような会場 昨年11月に続く第2弾の行政刷新会議「事業仕分け」が4月23日に実施された。第1回は東南アジアへ出張中で仕分けの現場に立ち会うことができなかったが、今回はJICAの仕分けなるものをじっくり取材できた。しかも、一般傍... 2010.06.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 海外の激しい大型インフラ受注バトルと新しい「開発ファイナンス」制度設計|羅針盤 主幹 荒木光弥 JBIC分離独立への機運 日本政策金融公庫からJBIC(国際協力銀行)を分離独立させる仕掛けが始まっている。ここでは、なぜ分離されなければならないのかを、制度疲労を起こしている円借款協力のあり方も絡ませながら考えてみたい。論点は大規模なイン... 2010.05.01 羅針盤
羅針盤 新時代の国際協力とは テレビ報道側の問題意識|羅針盤 主幹 荒木光弥 ハコモノ援助への誤解 3月1日の夜8時から10時近くまでのBSフジの番組・プライムニュースは、「日本のODAの実態は-大島元国連大使に問う国際貢献の課題と展望」と題して正面からODAの実態に迫ろうとしていた。 ゲストとして大島賢三・JICA... 2010.04.01 羅針盤
羅針盤 対外援助のスポンサーは国家政策 “生存”のためのアジア政策の確立を|羅針盤 主幹 荒木光弥 対外援助の“原点” 昨年11月から、今年8月で創立50周年を迎えるタイのモンクット王工科大学、30年以上に及ぶマレーシアの工業標準研究所(SIRIM)、シンガポールの生産性向上プロジェクトなど、東南アジアの援助史に残るような技術協力プロジェ... 2010.03.01 羅針盤